【行事名】 灯火に集まる虫を探そう

【日 時】 2011年7月29日(金) 19:30〜21:00
【場 所】 知多市梅の館〜佐布里池周辺の樹林
【天 気】 晴れ
【担 当】南川、平田
【参加者】一般8名(大人5名、子供3名)
   (会員:南川、平田、大野、榊原靖、霜鳥、平松俊、降幡、山本辰、吉房、)
【内 容】
 19時頃、心地よい涼風(約2m/sの北西風)が吹き抜けており「今日は期待できないナ」と言いながら、幕裾に錘を置くとか、ロープを強く張るなどして灯火採集の準備をした。
 本日参加された一般の方は皆さんとても熱心で、特に子供たちは何でも素手で掴みに来る。先ずは甲虫が棲む林へ。ナント、羽化途中のアブラゼミを発見。皆でそっと見守る。(なお、ここには大型の虫篭でカブトムシを飼育しており、いつでも容易に観ることができます)。次に向かった神社の森で見たものはおびただしい数のアリに攻撃される羽化途中のセミ。これも自然界の出来事。
 冒険の森を経て灯火に向かう道すがら、ムカデ、蛾の蛹、ダンゴ虫、カエルの声、虫の音を楽しみながら参加された方から「家族だけで、ましてや一人でこの時間、こんな所へ来られない・・・このような観察会が催されてうれしい・・・・」とのこと。
 20時半頃、灯火採集の場へ到着。不思議と、この頃から光をめがけて飛んで来る虫の数が急増し、説明・採集・撮影におおわらわ。
 本日はパキスタン人の男性も参加された。外国人の多くは「雪月花」に無関心と聞くが、虫好き外人の増えることを期待します。
 帰り掛け、先程のセミを観ると、羽がシャンと伸びていた。だけど未だ真っ白。日の出の頃にはジィーと鳴いて飛び立っていくでしょう。(記・平田 )
【観察した生き物】
◎昆虫
 ヒメコガネ、コオロギ、シロヘリカメムシ、イネカメムシ、ヒメバチ、ヤガの仲間、クロコガネ、ウスバカミキリ、ツチカメムシ、ヒメカメノコテントウ、オオトモエガ、メイガ類、ハネカクシ類、ヒメガムシ、ドウガネブイブイ、アオドウガネ、ホソハリカメムシ、ツマグロヨコバイ、ほか
【観察会の様子】
 
【左】虫好きのちびっ子が集まってきました。  【右】水銀灯を目指し、虫さんが来ました。

 
【左】真剣に待ちます。            【右】ガが来ました


【観察会続き】

【左】アブラゼミの羽化を目指してアリさんが来ました。         【中】キリギリス類幼虫           【右】ヤブキリ?


【左】アブラゼミの羽化           【中】アオマツムシ           【右】オカメ又はミツカドコオロギ♀


【左】アブラゼミ            【中】アブラゼミの羽化             【右】ユミアシゴミムシダマシ


【左】コフキサルノコシカケ?            【中】ニイニイゼミ           【右】メイガ類


【左】メイガ類            【中】18               【右】メイガ類


【左】20            【中】ハマキガ類、ウンカ類           【右】ドウガネブイブイ


【左】ヒメコガネ              【中】ヒメコガネ?                  【右】オオクロコガネ?


【左】アオドウガネ           【中】コガシラハネカクシ類            【右】サビキコリ


【左】コガムシ又はヒメガムシ            【中】ヒメコガネ?           【右】ウスバカミキリ


【左】32             【中】ホソヘリカメムシ            【右】ヒョウタンナガカメムシ類


【左】ヒョウタンナガカメムシ類           【中】イチモンジヨコバイ類           【右】イネカメムシ


【左】ツチカメムシ類            【中】ツマグロヨコバイ                  【右】ヒシバッタ類


【左】アオヒゲナガトビケラ            【中】42            【右】キリギリス類幼虫


【左】アメバチ類           【右】コマユバチ類?


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