【行事名】
灯火の虫の観察とナイトハイク(知多市地域文化センター主催)
【日 時】
2011年7月8日(金) 19:00〜20:30
【場 所】
知多市旭公園〜大同グランド
【天 気】
晴れ
【担 当】
平田、中井康
【参加者】
一般20名(大人7名、子供13名)
(会員:平田、中井康、大野、平松俊、古川、降幡、霜鳥)
【内 容】
平年より13日も早い梅雨明けの日、集合時刻19時の気温は約30度。夏休みを前にした6組20名の参加者を前に最初、知多市施設管理協会の林様、竹内様からあいさつがあった。
夏至から2週間を過ぎたこの頃が一年のうちで最も日没が遅い。薄暮の下、桜並木を抜けて公園を反時計方向に廻る径からナイトハイクがスタートした。暫くすると、知らないうちに懐中電灯で足元を照らしており、クヌギなどの多い林に着いた。「いた。いた。」「これは何?」「クワガタを捕まえた」「ムカデがいる」「さわるな」「大きなカミキリムシだ」「蛇だ」等々歓声しきり。
20時頃、旭公園東側に田圃と道路を隔てて広がる林へ移動する。道中、クロマドボタル幼虫の光に案内されて降幡さんと平松俊さんが待つ灯火採集の現場へ到着。子供たちは早速、捕まえてきた虫の名前や特徴について一人ひとり順番に平松俊さんから説明を受け、その後、灯火に集まった虫を観察した。
今夜はヘイケボタルにこそ会えなかったが、大型のカミキリムシを数多く採集したなど比較的収穫の多い観察会でした。
(記・平田 )
【観察した生き物】
◎昆虫
クロコノマチョウ、マエアカスカシノメイガ、オオウスベニトガリメイガ、メイガ類、ハマキガ類、シャクガ類、ナカジロシタバ、カラスヨトウ、コハンミョウ、ゴミムシ類、ゴモクムシ類、コガシラハネカクシ類、キベリカワベハネカクシ?、コシマゲンゴロウ、ヒメガムシ、ドウガネブイブイ、アオドウガネ、スジコガネ、コフキコガネ、セマダラコガネ、コイチャコガネ、ビロウドコガネ類、ヒメカメノコテントウ、ヒメテントウ類、ノコギリカミキリ、イネミズゾウムシ、ゴミムシダマシ類、クチキムシ類?、トビイロマルハナノミ、ホソハリカメムシ、オオモンシロナガカメムシ、ナガカメムシ類、アカスジカスミカメ、イネホソミドリカスミカメ、ツマグロヨコバイ、ヨコバイ類、クサカゲロウ類、コガタシマトビケラ類、アオヒゲナガトビケラ、ヒシバッタ幼虫、マダラスズ幼虫、シバスズ、ヤチスズ、ガガンボ類、ユスリカ類、ウシアブ類、シオヤアブ、キゴシハナアブ、ハエ類、コマユバチ類、ハチ類、アリ類、灯火以外:コクワガタ、ドウガネブイブイ、カナブン、ナナホシテントウ、クロマドボタル幼虫、シロスジカミキリ、ミヤマカミキリ、ヨツボシケシキスイ、キマワリ、ショウリョウバッタ幼虫、
◎その他
カエル、ナメクジ、ヘビ、ムカデ
【観察会の様子】
【左】水銀灯で虫を集めました。 【右】ナイトハイクで昆虫レストラン見学
【左】誘蛾灯と水銀灯点等 【右】虫の名前を教えていただきました。
【観察会続き】
【左】コガネムシの仲間がたくさん来ていました。 【右】水銀灯に来た虫を解説しています。
【左】コガタシマトビケラ類 【中】6 【右】オオウスベニトガリメイガ
【左】ハマキガ類 【中】9 【右】カラスヨトウ
【左】メイガ類 【中】ハマキガ類?、コガシラハネカクシ類 【右】マエアカスカシノメイガ
【左】14 【中】ナカジロシタバ 【右】16
【左】コハンミョウ 【中】アオドウガネ 【右】スジコガネ
【左】トビイロマルハナノミ 【中】クチキムシ類?(何の仲間かすらわかりません) 【右】ゴミムシ類
【左】コフキコガネ 【中】セマダラコガネ 【右】ヒメガムシ
【左】ヒメテントウ類 【中】ノコギリカミキリ 【右】ビロウドコガネ類
【左】コイチャコガネ 【中】コガシラハネカクシ類 【右】マダラスズ幼虫
【左】シバスズ 【中】クサカゲロウ 【右】ホソハリカメムシ
【左】ヨコバイ類 【中】オオモンシロナガカメムシ 【右】コマユバチ類
【左】キゴシハナアブ 【中】ハエ類 【右】アオヒゲナガトビケラ
【左】シオヤアブ 【中】ハエ類 【右】ガガンボ
【左】44 【中】コハンミョウ 【右】46
【左】クロコノマチョウ 【中】48 【右】コシマゲンゴロウ
【左】クロコノマチョウ(灯火観察では初登場と思います) 【中】イネミズゾウムシ(北アメリカ原産の外来種でイネの害虫です) 【右】ヤチスズ
【左】アカスジカスミカメ(イネの害虫です) 【右】キベリカワベハネカクシ?
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