【行事名】 海辺の生き物の観察をしよう(知多市地域文化センター主催)

【日 時】 2011年7月2日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 知多市新舞子カマボコ便所付近の干潟
【天 気】 快晴
【担 当】 中井康、細川
【参加者】 大人13名、子供11名
      (指導員:浅井、榊原正、霜鳥、中井康、細川、森田博、山本、吉房)
【内容】
 猛暑でありましたが活動が海辺(or水の中)のせいか、大汗はかくことはありませんでした。それでも炎天下なので早めに終わろうということで11時前に採集活動を止めました。いつも通りつかまえた生きものの説明をして楽しく終わりましたが本日は特記事項が2つありますので記録しておきます。
・大量の活きたクロダイをもった釣り人が「欲しい人は持ってっていいよ」というので“もらった”人が何人もいたこと
・終了後、主催者が牛乳パックの虫かごに入ったクワガタムシを子どもたちにおみやげに配ったこと(一人あたり3匹ずつ?)
【観察した生き物】
◎魚類
 ヒメハゼ、アゴハゼ、マハゼ、ボラ(稚魚)、クロダイ(釣り人からの頂き物)
◎エビ・カニ類
 スジエビモドキ、ニホンスナモグリ、アナジャコ、ユビナガホンヤドカリ、マメコブシガニ、ヨコエビのなかま、コメツキガニ、ガザミ、ケフサイソガニ
◎ゴカイ類
 チロリ、イワムシ、チリメンイトゴカイ(?)
◎その他
 シオフキ(貝)がいっぱい、サルボウ(貝)1ヶ、干潟にすむナマコのなかま
◎海藻類
 アナアオサ、オゴノリ
【観察会の様子】

【左】最初のお話…たくさんの種類の生きものがいます…頑張れば…  【右】家族で生きもの探し


【左】釣り人から“活きた”クロダイをいただく  【右】生きものの説明…小さい子は話より“ふれあい”が好き?

【観察会の様子-続き】

【左】本日の目玉…ニホンスナモグリ  【中】アナジャコ   【右】サルボウ…活きている


【左・中】クロダイもらっちゃった…お母さん料理できたかな  【右】スジエビモドキ?


【上2枚…同一個体】コメツキガニ


<担当の感想>
 スコップなど道具も十分活用された。誰彼ともなく、使われていたことがいろんな生物が見つかる理由でもあった。浅井さんのタモの技術披露も大したものである。
 スナガニの穴があってほってみたが、生存は確認できなかった。
 以前はニホンスナモグリが多くみられたが、減ってきて、アナジャコが増えてきてるようである。(アナジャコははさみ脚でなくて、とげになっているところが違う。)何が原因か、釣りの餌として取っているためか、エアホースで本体を舞い上がらせて、それをタモですくうという採り方で、とっているという。

アルバムへ   トップページへ