【行事名】 春の野草と虫さんに会いに行こう(梅の館)

【日 時】 2011年4月9日(土) 9:30〜11:10
【場 所】 知多市梅の館、周辺の梅林と田んぼ
【天 気】 少雨
【担 当】大野
【参加者】 一般参加者なし
   (会員:大野、加藤寿、田中和(4)、平田、森田博、吉房)
【内 容】
 前日の天気予報では9日午前中まで雨が残るとのことでした。また一般の参加希望者もないことがわかったので、梅の館の担当者と相談の上、中止と決めました。しかし当日は熱心な会員の方々が次々と集まられたので、会員と会員の家族の研修会として観察会を行いました。
 小雨模様の中、足元を気にしながらカッパをかぶり、傘をさしての観察は写真やメモを取るにももたもたします。まずタチツボスミレを見て、イロハモミジの花を見上げ、あちこちの桜を眺めたりしながら梅林を抜け、道路を渡って田んぼへ向かいました。草がきれいに刈り取られた所にはワラビが一本伸びていて周りにはイタドリ、ツリガネニンジン、オニユリなどの若葉が伸び始めていました。田んぼの周りにはガズノコグサとスズメノテッポウが花穂を出していました。昨年の同じ時期にアリアケスミレの花がいっぱい咲いていたところは、チガヤとセイタカアワダタチソウの枯葉や茎に覆われて花が見当たりません。アリアケスミレの群落は田んぼの向こう側の草の刈り取られた畦にありました。ヤマトシジミやベニシジミははねがぬれてスムースに飛べないようでした。そのほかにアマガエルやヌマガエルを観察しました。後でアマガエルの画像を詳しく見たところ背中はきれいな緑色で手足が緑と茶色の迷彩色になっているのに驚きました。雨がすこしふりだしたところで梅の館に戻り、観察した生き物のおさらいをして解散しました。(記・大野 )

【観察した生き物】
◎植物 
  タチツボスミレ、アリアケスミレ、スズメノヤリ、ヒメオドロコソウ、カラムシ、イロハモミジの花、ニホンタンポポ、ハルジオン、スイバ、ナズナ、ホトケノザ、ハコベ、オランダミミナグサ、オオバコ、ツワブキ、ウメノキゴケの仲間、スズメノカタビラ、カラスノエンドウ、チチコグサモドキ、タネツケバナ、セイヨウタンポポ、ワラビ、イタドリ、アザミ、ツリガネニンジン、オニユリ、オニタビラコ、ヘビイチゴ、スズメノテッポウ、カズノコグサ、コメツブツメクサ、ハハコグサ、ノミノフスマ、セリ、ノビル、コオニタビラコ、オオジシバリ、ヨモギなど
◎昆虫
 マイマイカブリ、ツチイナゴ、コガタルリハムシ、ヤマトシジミ、ベニシジミなど
◎その他
 アマガエル、ヌマガエル、キジ(鳴き声)など
【観察会の様子】
 
【左】トウカイタンポポみたい  【右】小さなウメが成っている

 
【左】 ツリガネニンジンが芽を出しました。 【右】ツクシが伸びていました。


【観察会続き】

【左】 【中】 【右】


【左】 【中】 【右】


【左】タチツボスミレ              【中】ツバキ           【右】スイバの野花


【左】アリアケスミレ             【中】ツバメシジミ           【右】ベニシジミ


【左】コガタルリハムシ             【中】マイマイカブリ             【右】ツチイナゴ


【左】20?             【中】クロヒラタアブ             【右】22ハバチの仲間?


【左】クロバエ?                【中】ハエトリグモの仲間             【右】アマガエル(手足に注目)


【左】ヌマガエル              【中】アカミミガメ              【右】ワラビ


【左】イタドリの若芽              【中】ツリガネニンジンの若芽           【右】カズノコグサ


【左】スズメノテッポウ             【中】コメツブツメクサ             【右】スズメノヤリの花穂


ミゾソバの若葉


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