【行事名】 朽木の虫さんを観察しよう (梅の館主催)
【日 時】 2011年1月29日(土)9:30〜11:50
【場 所】 知多市梅の館
【天 気】 晴れ
【担 当】 沖田、浅井
【参加者】 一 般  10名(大人5名、子供5名)
      (指導員 沖田、浅井、大野、森田博、平田、降幡、榊原正、平松俊)
【内 容】
 海岸辺りの高い煙突からの煙は真上に上っていくような風がゆるやかなで晴れでした。しかし、気温は低く庭の池には4mm位の氷が一面に張っており、氷でひととき遊びました。公園の庭には朽ち木はありませんので、いつものコースで公園から出ることになります。途中で冬眠中のカエルや水中でゆっくり歩いている亀さんをみたりしながら、朽ち木のありそうないつもの林に到着です。
 林の中では朽ち木をやさしく分解しました。コクワガタやキマワリなどの幼虫が出てくると手のひらに乗せて、「こんにちわ」とあいさつをしました。また、今回はコクワガタの成虫のオスとメスも出てきました。きょうは、おとなも子どもも[林]と[朽ち木]と[昆虫]の関係が少し理解できたかも知れません。

【観察した生き物】
◎昆虫
 朽ち木:コクワガタ、キマワリ、カブトムシ、カミキリムシ、クロウリハムシ、コメツキムシ?、カシルリオトシブミ?、ヒゲジロハサミムシ、ハラビロカミキリの卵塊、ゲジ 
朽ち木以外:イラガ(繭)、ナナホシテントウ、マダラヨコバイ?、ユスリカ類、フタホシヒラタアブ、オオクロバエ、ハエ類数種、ケバエ類?(幼)、モリチャバネゴキブリ(幼)、ミノムシ、イラガ、ヤママユ、アメリカジガバチ(外来)の巣、チョウを期待しましたがだめでした。
◎その他
 キツツキ、ヌマガエル、サクラ、ウメノキゴケ、イソウロウグモの仲間の卵塊?、コガネグモの卵塊?、フキノトウ、ミイロアミタケ、コフキサルノコシカケ
【観察会の様子】

【左】始めのあいさつ。 昆虫の冬の生活を見に行きます  【右】大きな氷がとれて大喜び


【左】今日、参加の子どもたちは虫眼鏡をよく使っていました  【右】コクワガタの♂(オス)




【左】何かいそう…でも、ここはいなかった   【右】ここでは冬眠中のカエルを発見


【左】水の中をゆっくり歩く亀さんを見る  【右】木の“くぼみ”の皮の裏に昆虫を発見


【左】キマワリさん。こんにちわ  【右】キツツキがあけた穴。すごく上手に作ってありました

 
【左】カブトムシのアパート       【右】ヌマガエルの冬眠を起こしてしまいました。


【左】朽ち木の虫のかんたん図鑑の説明       【中】サクラの木を探しました。       【右】キマワリがでてきました。


【左】カミキリムシです。           【中】最後に楽しかったことのインタビュー       【右】農具小屋にミノムシ


【左】イラガの繭            【中】イラガのサナギ            【右】ヤママユの繭


【左】ヒロヘリアオイラガ(外来)         【中】ヒロヘリアオイラガの繭の中にいたコマユバチの仲間       【右】16?


【左】クロウリハムシ(成虫越冬です)         【中】コクワ?       【右】ウメノキゴケ(大気汚染の指標植物)


【左】キマワリ            【中】カミキリ            【右】コメツキムシ?


【左】カシルリオトシブミ?(イタドリ、フジ、コナラ、カシなどの葉を巻いて揺籃を作ります)    【中】ヒゲジロハサミムシ    【右】ハラビロカミキリの卵塊


【左】アメリカジガバチ(外来)の巣          【中】ケバエの仲間?            【右】ゲジ、小さな虫を食べています


【左】イソウロウグモの仲間の卵塊?         【中】コガネグモの卵塊?           【右】ヌマガエル


【左】フキノトウ             【中】ミイロアミタケ           【右】コフキサルノコシカケ


【左】ナナホシテントウ 【中】フタホシヒラタアブ(エゾコヒラタアブ)?(成虫越冬と思われます) 【右】トビイロケアリ?(朽ち木の中に営巣していました


【左】オオクロバエ(冬の定番です)    【中】ハエ類(草むらの陽だまりにいました)     【右】ユスリカ類♂(トイレの壁に止まっていました)