【行事名】
朽木の虫を観察しよう
(あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業対象観察会)
【日 時】
2012年1月22日(日) 9:30〜11:50
【場 所】
集合場所:阿久比エスペランス丸山 P
【天 気】
曇り〜薄晴れ
【担 当】
関、平松裕
【参加者】
一般 大人 1名, 子供 2名
(指導員) 榊原正、沖田、牧野、竹内秀、平松裕
【内 容】
箭比神社までの道すがら、ハクセキレイがサイドミラーに映った自分の姿に攻撃仕掛けているのに遭遇した。御神木のトタテグモの家はかろうじて1個見つかっただけ……。御神木周りの朽木をさばいてみたがあまり居らず、啄木鳥の穴の開いた朽木辺りへ移動した。やはり、見つかる虫の数は少なく、日当たりの加減なのだろうという結論でした。
帰り道、まだ攻撃してるハクセキレイを観察して、イヌマキ手裏剣や大王松の葉をもらい子供たちが喜んでいました。(平松裕-記)
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昨日までの3日間は雨模様でした。今日は朝から晴れ上がると見込んでいましたが何というかはっきりしない天気でした。
一般参加は一家族の3名でした。間違いなく寂しい観察会ですがこのような場合の参加者にとっての利点(?)は「説明が個別にしっかり聞けること」や「対象に興味がある場合じゃんけんせずに対象がゲットできること」などが挙げられます。例えば今回、終了間際に“葉っぱ手裏剣の木?”があったのでそれで手裏剣を作ると「欲しい欲しい」ということになりましたが、ゆっくりと作り方を説明しながら作ってそれを“おみやげ”として渡すことができました。当然、子どもは嬉しそうないい顔をして受け取ってくれました。
そうそう、今日の目的の朽ち木の中の虫さんは、常連さんはそれなりに観察できましたしよかったです。
また、あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業交付金で作った観察会でよく見られる「朽ち木の中の虫さん」リーフレット(A6判8ページ)を参加者に配付し有効に利用しました。(榊原正-記)
【観察した生き物】
虫:ダンゴムシ、ワラジムシ、カタツムリ、コクワガタ(幼)、カメムシの仲間、ヤスデ、カミキリムシ(幼)、キマワリ(幼)、ハエの仲間、ヒゲジロハサミムシ、ムカデ
鳥:ハクセキレイ、メジロ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、コゲラ
植物:センリョウ、マンリョウ他
【観察会の様子】
【左】受付。一般参加者はこの子たちだけ 【右】すばらしい朽ち木でしたが住人(虫)が少ない
【左】それでも色々な虫さんを見ました。クサギカメムシ 【右】今日はどんな虫さんを見たかな? この後、戻す
【観察会の様子-続き】
【左】参加者は少なくても始まりのお話 【中】落ち葉とともに朽ち木もいっぱい 【右】コクワガタの幼虫
【左】朽ち木の常連さん。キマワリの幼虫 【中】この子も時々会える。マクラギヤスデ 【右】エグリゴミムシダマシの♀(メス)
【左】カミキリムシの幼虫…常連さん 【中】ナメクジ 【右】イッスンムカデ…常連さん
【左】原始的なクモ-キノボリトタテグモ-の巣…戸が閉まっていて、普通では、
発見できません。写真はマイナスドライバーで戸を開いているところ
【右】終わりのお話。今日はどうだった?何が一番よかったかな?
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