【行事名】 秋の阿久比板山湿地を観察しよう

【日 時】 2011年9月17日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 阿久比町ふれあいの森〜板山高根湿地
【天 気】 晴れ
【担 当】渋谷、降幡
【参加者】  1名
   (会員:渋谷、降幡、平松裕、牧野、榊原正、伊藤)
【内 容】
 台風15号の影響で朝に強い雨が降っており心配されましたが,観察会の始まるころには雨もやみ,不安定ながらも,ときどき日も差す天気となりました。山の中を通るコースから湿地へ向かいます。途中,外来種と思われるアサガオの仲間が大量に生えていました。湿地横では,水道タンクの建設工事が進んでいました。
 湿地では,ちょうどシラタマホシクサが見ごろとなっていました。今年は昨年に比べ、湿地内でのシラタマホシクサの分布が広がっているようです。サワヒヨドリの花が多く見られたほか、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサの花も見ることができました。湿地内はボランティアにより木道がよく整備され、観察がしやすくなりました。11時に現地で解散としました。(記・渋谷)
【観察した生き物】
◎湿地性植物 
 シラタマホシクサ、イヌノヒゲ、サワヒヨドリ、オオバナイトタヌキモ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、イソノキ、イヌノハナヒゲ、スイラン(開花前)、ノギラン、シロイヌノヒゲ、アキノウナギツカミ、アブラガヤ、ヒメサルダヒコ、オニガヤツリ、コアゼガヤツリ、ヒメオトギリ、ヌマガヤ、ヤマイ、ヒメホタルイ、トダシバ、クサイ、アブラガヤ、ヒヨドリバナ、ガマ、ヒレタゴボウ別名アメリカミズキンバイ(外来)
◎植物 
タカサブロウ、アサガオの仲間(外来種)、クズ、ビロードモウズイカ、ヤマノイモ、ヨシ、アレチヌスビトハギ、ツユクサ、トウチク、カクレミノ、ツルウメモドキ、ウメモドキ、チョウジタデ、ミツバアケビ、スズメウリ 、ネズ、キツネノマゴ、イノコズチ、ツルマメ、
◎昆虫
 ツチイナゴ、ジャノメチョウ、マメコガネ、ハナムグリ、アジアイトトンボ?、カメムシの仲間?
◎その他
 クサハツ?、カワセミの巣穴?、イタチ、ダルマガエル
【観察会の様子】
 
【左】ふれあいの森に集合      【右】観察しながら木道を進む

 
【左】 阿久比板山湿地の全景     【右】ホザキノミミカキグサ


【観察会続き】

【左】シロイヌノヒゲ           【中】オオバナイトタヌキモ          【右】アキノウナギツカミ


【左】アブラガヤ            【中】ヒメサルダヒコ            【右】サワヒヨドリ


【左】イヌノハナヒゲ           【中】オニガヤツリ           【右】コアゼガヤツリ


【左】ヒメオトギリ            【中】ヌマガヤ            【右】ヤマイ


【左】ヒメホタルイ           【中】シラタマホシクサ           【右】シラタマホシクサ


【左】池の周りにシラタマホシクサが見られる        【中】トダシバ             【右】クサイ


【左】アブラガヤ            【中】ヒヨドリバナ            【右】ガマ


【左】ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)水田の有害外来植物            【中】タゴボウ             【右】ネズ


【左】マメアサガオ           【中】アメリカアサガオ           【右】キツネノマゴ


【左】イノコズチ            【中】ツルマメ            【右】クズ


【左】クサハツの仲間        【中】アラチヌスビトハギにやってきたマメコガネ      【右】ヌルデに来た、ハナムグリ


【左】ツチイナゴの幼虫            【右】カワセミの巣?


これまでの観察会へ   トップページへ