【行事名】 海辺のカニ、ヤドカリ 

【日 時】 2023年7月16日(日) 09:30〜11:30
【場 所】 集合:蒲池漁港P
【天 気】 晴れ
【担 当】 森田、中井三
【参加者】 一般35名 (大人15名、子供20名)
      (指導員5名:中井、降幡、森下栄、森下保、森田)
【内 容】 広報とこなめ7月号にて参加者公募。問い合わせ4件あり。下見7月14日(金) 9:00-10:00 危険予知(尻もちヶ所の滑り止め)、観察場所の景観及び海浜植物、底生生物、小魚類 藻類、海鳥類、漂着物を概観。
 当日は三連休中日で過去になく多い参加者数35名になりました。連日35℃を超える猛暑日予想でしたので熱中症予防のための給水を度々呼びかけ、海辺では安全のため膝の深さまで、目印の突堤までを採集範囲としました。
観察テーマのヤドカリ、カニ類は岩の下や隙間から次々に採集でき幼い子どもまで大喜びでした。岩の下には見知らぬ生きものも観察でき度々質問を受けました。魚類は稚魚が数匹しか捕獲されず話題は乏しくなりました。
藻類は沢山漂着していましたが興味を惹く話題性が少なく難しい観察対象です。実験的に海水が嫌いなタマキビガイを広口瓶に水没させると慌てて登り出す様子は興味を引きました。炎天下で疲れた様子も見かける様になりましたので30分程早めに観察会を切り上げました。
なお、参加家族には受付時に「蒲池海岸のエビ・カニ・ヤドカリと魚類」をラミネート図鑑にしたものをプレゼントしてその後の説明の一助としました。
(記・森田)

【観察した生き物】
◎植物
ハマゴウ(開花)、ハマヒルガオ、オカヒジキ、オオフタバムグラ(開花)、ジャガイモ(開花)
◎海藻・海草
オゴノリ、アナアオサ、ミル、アマモ、テングサ、ツルツル、ヒジキ
◎動物
ユビナガホンヤドカリ、イシガニ、イソガニ、ヒライソガニ、ケフサイソガニ、ヨコエビ
アサリ、イボニシ、イシダタミ、タマキビガイ、アカニシの卵嚢(ナギナタホウズキ)
ミミズハゼ、タケノコメバル、イソギンポ、ヨウジウオ、ボラ(遺骸)
エゾカサネカンザシ、タテジマイソギンチャク、ミズクラゲ、ナミイソカイメン?
フナムシ
◎その他 (貝殻)
マガキ、ナミマガシワ、ムラサキイガイ、ウチムラサキ、カガミガイ、ムラサキガイ、サルボウ、ツメタガイ、アカニシ、シマメノウフネガイ、アサリ

【観察会の様子】



【左】波消しブロックは観察の適地     【右】大きなイソガニ掴んだ


【左】大きなボラの遺骸      【右】生きもの解説


【観察会続き】

観察会場周辺の景観

【左】波消しブロック   【中】礫浜   【右】砂浜と漂着オゴノリ


【左】漂着シゼンゴミ   【中】観察会会場   【右】】観察会会場

観察会の様子

【左】   【中】   【右】


【左】採った生きものの仕分け   【中】触って観よう   【右】珍しい生きものは居るかな

観察した生きもの

【左】タケノコメバル   【中】イソギンポ   【右】ユビナガホンヤドカリ


【左】下見の時に採れたヨウジウオ   【中】イソガニ多数   【右】イシガニ


【左】タテジマイソギンチャク   【中】水が嫌いなタマキビガイ   【右】砂浜は貝殻の宝庫

漂着 海藻

【左】アナアオサ   【中】ミル   【右】オゴノリ

夏の海浜植物

【左】ハマゴウ(開花)   【中】オオフタバムグラ(開花)   【右】コマツヨイグサ(閉花)


【左】ジャガイモ(開花)   【中】ハマヒルガオ   【右】オカヒジキ


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