【行事名】 砂浜の花と虫 主催:知多観(常滑) 共催:自然観察指導員連絡協議会 

【日 時】 2023年5月7日(日) 09:30〜11:30
【場 所】 集合:蒲池漁港P
【天 気】 雨
【担 当】 森田、中井
【参加者】 一般2名 (大人1名、子供1名)
      (指導員7名:浅井一、浅井聡、榊原正、中井三、降幡、古川、森田)
【内 容】 下見 5月1日 景観撮影、危険予知点検、5月6日虫トラップ約30ヶ所設置、本番5月7日 昨夜からの降雨が終日続く見込みであったが警報予報なく観察会を決行した。総勢9名の常連で昨日設置した虫トラップを順次開けて夜行性の生きものを観察した。ゴミムシタ゜マシの仲間が殆どであったが、ヒョウタンゴミムシの仲間、ハサミムシの仲間など砂地で腐食解体を営む生きものを10種ほど観察できた。ハマヒルガオ、ハマボウフウなど海浜植物は小雨の中で美しく咲いていた。いつもの排水溝には稚魚のボラ、マハゼの他カダヤシも泳いでいた。いろいろな話題が飛び交う、「雨もまた楽し」の観察会になりました。
(記・森田)

【観察した生き物】
◎植物
ハマヒルガオ(開花)、ハマボウフウ(開花)、コウボウムギ(開花)、スナビキソウ(開花)、コマツヨイグサ(開花)、ハマダイコン(開花)、ハママツナ、オカヒジキ、ツルナ、ハマゴウ、トベラ(開花)、シャリンバイ(開花)、タガラシ、オニグルミ(漂着発芽)、オオオナモミ、アツバキミガヨラン(ユッカ)
◎動物
ゴミムシダマシの仲間、ヒョウタンゴミムシ、オオヒョウタンゴミムシ、オニナガエンマムシ、ハマヒョウタンゴミムシダマシ、オオハサミムシ、ハマベハサミムシ、ゲジゲジ、ハシリグモ、オカダンゴムシ、クロアリの仲間、ヤマトシロアリ、キアゲハ(初齢幼虫)
◎その他
スエヒロタケ(菌類)

【観察会の様子】



【左】雨の中開始、虫トラップ観察     【右】ハマボウフウ満開


【左】排水溝で魚とりも準備      【右】ヒョウタンゴミムシに噛まれた中指


【観察会続き】

観察会の様子

【左】虫トラップ開封   【中】ゴミムシダマシ、ヒョウタンゴミムシ   【右】PBで創った虫トラップ


【左】   【中】】#2虫トラップ   【右】】#6虫トラップ


【左】沢山のゴミムシダマシ   【中】1トラップで50匹余りを捕獲   【右】】#7虫トラップ


【左】ハサミムシもしばしば捕獲   【中】】虫トラップ  マーキング  【右】】虫トラップ


【左】排水溝に小魚魚群   【中】ミシシッピアカミミガメ 子亀の遺骸   【右】たも網で採取したボラの稚魚(イナ)、マハゼ

観察した生きもの

【左】ヒョウタンゴミムシ   【中】オオヒョウタンとヒョウタンゴミムシのサイズ比較   【右】スナゴミムシダマシ


【左】   【中】オニナガエンマムシ   【右】ゴミムシダマシの仲間


【左】ハマヒョウタンゴミムシダマシ   【中】サシガメの仲間   【右】


【左】   【中】浜辺ハサミムシ♀と産卵   【右】ハマベハサミムシ


【左】オオハサミムシ   【中】ゲジゲジ   【右】オカダンゴムシ


【左】ヤマトシロアリ 羽化   【中】ハシリグモ   【右】コガネムシ(幼虫)


【左】コガネムシ(幼虫)   【中】ハマボウフウの葉を食べるキアゲハ(初齢幼虫)   【右】キアゲハ(初齢幼虫) 

観察した海浜植物

【左】ハマヒルガオ群生   【中】ハマヒルガオ   【右】オカヒジキ


【左】オニグルミ 発芽   【中】オニグルミ 根茎と種子   【右】ハハマダイコン群生(下見写真)


【左】ハマダイコン(下見写真)   【中】コウボウムギ(下見写真)   【右】トベラ開花(下見写真)


【左】スナビキソウ   【中】アツバキミガヨラン   【右】タガラシ


【左】ハママツナ   【中】ツルナ   【右】オナモミ


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