【行事名】「ウミホタルの発光を見よう」
      南知多町・「あいちの海」グリーンマップ


【日 時】2023年7月16日(日曜日)18:00〜20:00
【場 所】南知多町長谷崎・聖崎
【天 気】晴れ
【担 当】大矢晃、大矢美
【参加者】一般59名
     指導員:大矢晃、大矢美、鵜飼、田中達、中村、牧野 
【内 容】
 18:30に聖崎公園駐車場に集合。ウミホタルの体の仕組みと、2018年に始った夏の猛暑の影響と波の浸食によって、年々やせていく砂浜のせいか、ウミホタルの数が激減していることを説明。(写真1)事前の調査でも、ウミホタルは1匹も確認されていません。その後、参加者とともに ウミホタル捕獲罠を5つ設置。(写真2)
待つ間に、旧師崎中学校南側のがけに移動。山から海辺へ放仔にやって来た
アカテガニを観察しました(写真3)最初、アカテガニは、たくさん山から下りてきていましたが,人の気配を察知して隠れてしまいました。どの個体も、おなかに卵から帰ったばかりの小さな赤ちゃんガニを抱えていました。(写真4)
 アカテガニ観察後に罠を引き上げると、予想通り、罠には、ウミホタルは1匹も入っていませんでした。
しかし、人数が少なかったおかげで、参加者の子どもたちは、たも網で魚を捕ったり、護岸からイカが泳ぐ姿を見つけたりして(写真5)それなりに楽しんでいました。夏の夜に海辺を歩くということは、非日常でもありますので、楽しい経験は出来たと思いますが、ウミホタルの観察会としては失敗です。
 翌日、大井漁港周辺数カ所で、罠をかけてみましたが、やはりウミホタルは獲れませんでした。しかし、対岸の佐久島や篠島では棲息が確認されていますので、南知多のどこかには、いるのだろうと思います。これからしばらくは、ウミホタルの生息地を探してみようと思います。したがって、当面の間、ウミホタルの観察会は休止とします。(記:大矢美)

左から写真1 写真2 写真3


左から写真4 写真5
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