【行事名】ウミウシを見つけよう   ●南知多町環境課主催

【日 時】2023年5月20日(土) 9:30〜12:00
【場 所】県水産試験場P⇒峠海岸
【天 気】晴れ
【担 当】田中(達)、中村(英)
【参加者】一般83名(大人37名 子ども46名) 町職員2名
     指導員:5名 浅井(一)、門脇(重)、田中(達)、中村(英)、降幡
【内 容】
 愛知県水産試験場駐車場から観察会の会場となる通称「峠(とおげ)海岸」までの道のりは、徒歩で漁港内や樋門を渡りながら、さながら小さな冒険の様な雰囲気で進みます。事前の参加者の皆さんには、観察会での注意事項として4つの約束事だけを守っていただくことを伝えました。
@観察に夢中になりがちなので、熱中症対策として水分の補給はこまめにおこなうこと。
A生き物は素手で直接触らないこと。
B滑ると危険なので磯では絶対に走らないこと。
C生き物を見つけても深いところには入らないこと。
 この4つだけを注意して、各自、生き物がいそうな場所で観察会がスタートしました。最後には参加者の皆さんが採取した生き物を水槽に入れてミニ水族館が完成させました。毎年、同じ時期に実施しているこの観察会は、南知多町の自然の豊かさと生物多様性を学ぶ機会として開催しており、豊浜漁業協同組合さんの特別な許可を得て実施していますので、観察会以外での採取はできませんのでご注意ください。(記:田中達)

【観察できた生きもの】
<ウミウシの仲間>アメフラシ、マダラウミウシ、アオウミウシ
<魚の仲間>ナベカ、アナハゼ、ギンポ、ダイナンギンポ、ウミタナゴ、カゴカキダイの稚魚、オヤビッチャの稚魚
<ウニ、ヒトデ、ナマコの仲間>ムラサキウニ、イトマキヒトデ、クモヒトデの仲間
<エビ、カニの仲間>ヒライソガニ、クロフジツボ、イワフジツボ、カメノテ、イシガニ、イソガニ、オオギガニ、
<貝やイカ、タコの仲間>スガイ、コシダカガンガラ、ヒザラガイ、ヒメケハダ、ウノアシ、マガキ、イワガキ、ヒメケハダヒザラガイ、カモメガイ、イボニシ、マツバガイ、オオヘビガイ、キクノハナガイ、ナミマガシワ、ヨメガサ、スカシガイの仲間、サザエ、コモンダカラ(タカラガイの貝殻)
<クラゲやイソギンチャクの仲間>ヨロイイソギンチャク、ミドリイソギンチャク、ミズクラゲ
<カイメンの仲間>ダイダイイソカイメン、クロイソカイメン、ムラサキカイメン
<海草類>ヒジキ、ワカメ、アナアオサ、ヒライボ、イシゲ、タンバノリ、アラメ、ウミウチワ、キョウノヒモ
<その他>フナムシ

【観察会の様子】

【左】ヒラスカシガイ:水管を出す穴があります  【右】それぞれが磯の生き物を探しています


【左】採集した生き物を持ち寄っています  【右】完成したミニ水族館には色々な生き物


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