【行事名】
「里山の秋を見つけよう」
【日 時】
2023年10月15日(日) 9:30〜11:30
【場 所】
集合:東浦自然環境学習の森P
【天 気】
晴れ
【担 当】
水野恭、岩本
【参加者】
一般15名 (大人10名、子供5名)
(指導員:岩本、榊原正、竹内秀、田中央、玉井、藤井辰、降幡、水野恭)
【内 容】
前日の夕方からの雨が上がり、小寒さを感じながらのスタート。しかし、観察会を しているうちに青空がだんだん広がって汗ばむほどの陽気。休耕田の辺りは、オギや ススキ、ヨシの穂が秋の風にゆれ、セイタカアワダチソウの群落の黄色が広がってい た。
夏の間はいなかったヤギの除草作業員がのんびり草を食んでいた。子供たちはカ マキリやコオロギ、チョウ、バッタ類をとらえて楽しんだ。ヒバカリも何頭かとらえ られていた。安全なヘビだとわかると子供たちはぬるぬるしないとその手触りにおど ろいていた。アケビは、まだ固く口は開いていなかった。空中には蜘蛛のマンション ができ、冬に備えて卵を準備するための食料調達にはげむ様子がうかがえた。
「命をつなぐプロジェクト」の学生や、愛知製鋼のボランティア活動の集団もどの ような生き物が今の季節に見られるか調査をしていた。 (記・竹内秀)
【観察できた植物や生き物】
◎樹木つるの実:ヤマノイモのむかご、アオツヅラフジ、カラスウリ、クヌギ、コナ ラ、クリ、コムラサキシキブ、クズ(さや)、ムクノキ(実)、クサギ、ツルウメモ ドキ、キリ(実)
◎草の実:イヌタデ、カラスウリ、アメリカセンダングサ、イノコズチ、キンエノコ ロ、エノコログサ、アキノエノコログサ、ススキ、オギ、ヨシ、ツルマメ
◎草の花:ミゾソバ、セイタカアワダチソウ、アキノノゲシ、セイヨウタンポポ、ツ ルマメ
◎昆虫・蜘蛛類:ツチイナゴ、エンマコオロギ、オンブバッタ、オオカマキリ、オオ スズメバチ、ジョロウグモ、タマムシ(死)
◎蝶類:キタキチョウ、モンキチョウ、キタテハ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、 ウラナミシジミ、アオスジアゲハ、クロアゲハ、コミスジ、クロコノマ、ホシホウ ジャク、イチモンジセセリ、キアゲハ(幼)
◎鳥類:ヒヨドリ、カルガモ、モズ、ウグイス
◎その他:ヌマガエル、アマガエル、カナヘビ、ヒバカリ
【観察会の様子】
【左】担当指導員の話。テーマなど 【右】ここでヒバカリ、採った
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【左】ヒバカリと親しむ 【右】指導員の説明
【左】秋!見っけ。柿色のカラスウリ 【右】ツノマタタケ。春〜秋に発生
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