【行事名】 「春の里山の恵みを探そう」  ●東浦町環境課主催

【日 時】 令和5年4月16日(日)9:30〜11:30
【場 所】 東浦自然環境学習の森
【天 気】 晴れ
【担 当】 岩本、竹内秀
【参加者】 一般25名 (内 子供11名)
             (指導員:浅井一、岩本、門脇重、田中央、藤井辰、南川、降幡)
【内 容】
 昨日の雨の後、風が吹いて晴れて黄砂の影響もなく、新緑の中を気持ちよく歩きました。集合場所からぞろぞろ歩きます。入り口付近に幼いナナフシモドキがいました。 タンポポはセイヨウタンポポがずいぶんと減りました。ハルジオンにベニシジミが吸蜜中でした。 池の縁には、花の穂をつけたコナラ、フジの花、アケビの花が咲いていて感動的でした。 多目的広場は、草原で、ツチナゴ、ナナホシテントウ、を追いかけました。
 ワラビ取りは、ささやぶの中を去年の枯れた葉を目安に探しました。最初の1本が見つけられると、目がなれて見つけられるようになります。道に大きな紫の花が落ちていました。キリの花です。見上げるとたくさんのキリの花が咲いていました。
 イタドリも太いものが出ていました。春の七草のうち せり(セリ) なずな(ナズナ) ごぎょう(ハハコグサ) はこべら(ハコベ) ほとけのざ(コオニタビラコ)を見つけられました。
 大きなタケノコがたくさんあり、若いのを探して掘り取りました。何とかして自分で掘ろうと小学生の子が頑張っていました。車まで持っていくのも苦労するほど取れた人もいて、楽しく過ごしました。竹林で食痕のあるエノキの葉裏に3匹のナナフシモドキがいました。

【観察した生物】
◎植物
 タンポポ オオジシバリ オニタビラコ、コオニタビラコ、ヤブタビラコ、オオジシバリ、ハルジオン、シロツメグサ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、レンゲソウ、タネツケバナ、ナズナ、イヌガラシ、ハコベ、オランダミミナグサ、ツメクサ ノミノフスマ、マツバウンラン、キュウリグサ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、ムラサキケマン、ケキツネノボタン、タガラシ、スズメノヤリ、スズメノテッポウ、スズメノカタビラ、コナラ、フジ、アケビ、キリ、コウゾ、   ※収穫…モウソウチク(筍)、ワラビ、ヨモギ、イタドリ
◎昆虫
 アゲハアオスジアゲハ ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ツマキチョウ、クロコノマチョウ、ナナホシテントウ、マイマイカブリ、クマバチ、アシナガバチ、セイヨウミツバチ、
◎爬虫・両生類:カナヘビ、アマガエル 
◎鳥類:ウグイス、ヒヨドリ、ハシブトガラス、メジロ、スズメ

【観察会の様子】

【左】始めのお話   【中】ベニシジミ    【右】ハハコグサ


【左】桐(キリ)    【中】コウゾ    【右】マイマイカブリ


【左】ナナフシモドキ     【右】オオジシバリ



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