【行事名】 企業緑地の生きものを観察 主催 知多市環境政策課 

【日 時】 2024年2月17日(土) 09:30〜11:30
【場 所】 集合:出光興産
【天 気】 晴れ
【担 当】 藤井辰、南川
【参加者】 一般16名 (大人7名、子供9名)
      (指導員4名:安達、藤井辰、南川、吉川勉)

【内 容】曇天であったが、風もなく寒くもなく観察にはマーマーの天気でした。オープニングの後、トイレ、不要な荷物を車に入れて、緑地帯へ出発、入口には出光興産が設置した、カブトムシと野兎の写真があり、カブトムシに子供たちが意欲をそそられていたが、あいにくのこの時期、残念!
次に準絶滅危惧種の保護囲いへ、ミゾコウジュの冬越しのロゼッタの発見に努めたが、残念ながらこれも空振りに、続いてヤブニッケイと虫こぶに、ヤブニッケイのにおいに参加者はみな感心していた。虫こぶを割ってみたけれど卵・幼虫はルーペでも見つけられず、すでに抜けた後のようでした。続いて大発見、ウラギンシジミを予想外で見つけ、全員でしげしげと観察しました。このあと、子供たちは、セミの抜け殻や、カマキリの卵しょうのほか、朽木をほじってキマワリ、ハサミムシ、さらに、スズメバチの女王バチの越冬姿まで見つけました。さらに、ツヤアオカメムシまでも見つけられてとほっと安心した。下見ではキマワリ、ハサミムシ以外には見つけられなかったから・・・
収穫の多い観察会となり、最後に全員で集合写真を撮りました。

(記・吉川勉)

【観察した生き物】
◎植物

ヤブニッケイ、イスノキ、イヌビワ、カクレミノ、ヒイラギ、サネカズラ、シナサワグルミの種子、ティカカズラ、トウカエデの枯れた実、アラカシ、トウネズミモチ、ホルトノキ、ビナンカズラの芯、キクラゲ、ナワシログミ、サルスベリ、ゴヨウアケビ、千両、万両、クスノキ、ヤマモモ、シマトネリコ、ネズミモチ、ヒイラギ、トベラ、ヒサカキ、ハクモクレン、栗
◎昆虫
ウラギンシジミ、キマワリ、ムカデ、ヒゲシロハサミムシ、アリの越冬群落、ツヤアオカメムシ、スズメバチの女王蜂、アブラゼミの死骸、オオカマキリの卵鞘、クモの卵のう、セミの抜け殻、ミノムシ、ナメクジ、チャバネゴキブリ
◎鳥類
ヒヨドリ?
◎菌類
カワラタケ


【観察会の様子】



【左】主催者からの挨拶     【右】ウラギンシジミ


【左】ヤブニッケイと虫こぶ      【右】ハサミムシ


【観察会続き】


【左】ヤブニッケイと虫こぶ   【中】シナサワグルミの枯れた種子   【右】カエデの枯れた実


【左】セミの抜け殻   【中】ツヤアオカメムシ   【右】クモの卵のう


【左】オオカマキリの卵鞘   【中】ティカカズラ   【右】サネカズラ


【左】イヌビワ   【中】ナワシログミ   【右】みんなでパチー


これまでの観察会へ   トップページへ