【行事名】 トンボ、チョウ、セミを採って観察しよう
【日 時】 2010年8月21日(土)9:30〜11:00
【場 所】 東海市上野台公園
【天 気】 晴れたり曇ったり
【担 当】平松俊、岩崎
【参加者】 一般12名
(スタッフ:平松俊、岩崎、浅井、村井、山本辰)
【内 容】
蒸し暑い日でした。集合時刻9:30少し過ぎに一般予定参加者12名がそろいました。施設管理協会担当者の挨拶のあと指導員の自己紹介をしてから公園を左回りに一周して観察を開始しました。村井さんの活躍もあり、トンボ、セミ、バッタなどいろいろ採集できました。南西の林にはコナラが何本かありカブトやクワガタを期待しましたが樹液の出ている木がほとんど無く、名人浅井さんをもってしても一匹も見つけることができませんでした。公園北東の日当たりの良い草むらがチョウ、バッタ、トンボなど最も多くの虫が見つかり、子供よりお父さんが夢中になって虫を追いかけていました。公園を一周してから公園中央東にある山田池でトンボの観察をしました。池以外ではあまり見なかったシオカラトンボがうじゃうじゃいてシオカラトンボには皆見向きもしなくなって、もっぱらショウジョウトンボやチョウトンボ、イトトンボを追いかけていました。最後に協会担当者の挨拶の後、見つけたトンボのまとめをして11:00に観察会を終了しました。(記・平松俊)
【観察した生き物】
◎昆虫
トンボ:アジアイトトンボ、アオモンイトトンボ、クロイトトンボ、セスジイトトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、ウスバキトンボ、チョウトンボ、オオヤマトンボ、ギンヤンマ
トンボ以外:ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、モンキチョウ、ナミアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、ナナホシテントウ、クロウリハムシ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、イボバッタ、トゲヒシバッタ、クサキリ、エンマコオロギ、アブラゼミ、オオモンシロナガカメムシ、ベッコウハゴロモ、アメリカミズアブ、ムシヒキアブ類、クロヤマアリ
【観察会の様子】
【左】クロアゲハ(駐車場の隅の日陰で吸水していました。最近ナガサキアゲハの勢いに押されて減っているようです)
【右】ヤマトシジミ(公園東のカタバミ群落にいっぱいいました)
【左】イボバッタ(背中にいぼ状の突起があります。裸地にいることが多く保護色になっています)
【右】イチモンジセセリ(後翅裏面に直線状に白紋が並ぶので弧状に並ぶチャバネセセリと区別できます)
【観察会続き】
【左】アオモンイトトンボ(最近山田池では激減して見つけるのに苦労します。原因不明です)
【中】ショウジョウトンボ(最盛期なのかたくさん見ました)
【右】セスジイトトンボ(池の中央付近にいてめったに岸近くに来ないので確認するのに20分以上かかりました)