【行事名】 夏の昆虫とオオケマイマイを見つけよう

【日 時】 2010年7月3日(土) 9:30〜11:00
【場 所】 東海市 しあわせ村
【天 気】 雨
【担 当】原、平松俊
【参加者】 一般 11名、施設管理事務所 1名
   (スタッフ:原、平松俊、吉川洋、村井、岩崎、村瀬)
【内 容】
  9:10 しあわせ村に到着、あいにくの雨の中、9:35まで参加者を待ちました。雨にもかかわらず、一般参加申し込み13名のうち11名の参加を得ました。市担当の挨拶の後、原さんからカタツムリについて詳しい説明を受けました。9:45から吉川さんの先導で右回りに生き物観察を始めました。雨の威力で、すぐに子供がカタツムリを見つけました。早速、原先生の出番です。イセノナミマイマイの子供と判明しました。虫のほうはさっぱりです。吉川さんが芝生の中を歩き回りガやバッタを追い出し、やっと子供たちが網を使えました。園路の生垣に次々にカタツムリが見つかり、中には虫かごに十匹以上入れている子供もいました。村瀬さんが林の土手で細長い巻貝を何匹も捕らえてきて皆で観察しました。ナミコギセルだそうです。時間を考え、池一周をあきらめ、橋を渡って近道をして本命のハーブ園横のオオケの谷(オオケマイマイが確実に見つかる林。村瀬さん命名)に向かいました。そして期待通りオオケマイマイが見つかり一同歓声を上げました。しばらく観察しましたが中には3匹も手に持っている子もいて、注意しなかったことを反省しています。最後に花壇の広場で花に止まるアオスジアゲハやナガサキアゲハを追いかけてから、交流会館に入りました。原さんからまとめの話を聞いて11:10頃観察会を終了しました。虫の観察には不向きでしたが、カタツムリの観察には好都合な天気でした。(記・平松俊)
【観察した生き物】
◎昆虫
 ヤマトシジミ、モンシロチョウ、ナミアゲハ、キアゲハ(幼)、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、サトキマダラヒカゲ、イチモンジセセリ、メイガ類、マイマイガ類、セスジイトトンボ(ムスジ?)、コシアキトンボ、トウキョウヒメハンミョウ、ダンダラテントウ、マルカメムシ、オオモンシロナガカメムシ、ショウリョウバッタ(幼)、アシナガキンバエ類、ナガヒメヒラタアブ、ニクバエ類、ヒメバチ類、キオビツチバチ、アリ類、カマキリ類(幼)、モリチャバネゴキブリ、
【観察会の様子】
 
【左】モリチャバネゴキブリ(いつもと違ってほとんどが成虫でした。森の掃除屋さんです) 
 【右】サトキマダラヒカゲ(羽がぼろぼろでした。幼虫は竹類を食べ、成虫は樹液に集まります)

 
【左】キアゲハの幼虫(食草はセリやニンジンです。我が家のパセリもやられました)
  【右】キオビツチバチ(地中にいるコガネムシの幼虫に寄生するそうです。地面すれすれを飛び回っている理由がわかりました)



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