【行事名】 花を訪れる虫さんを観察しよう

【日 時】 2010年5月9日(日) 9:30〜12:00
【場 所】 東海市中ノ池公園〜芦池公園〜図賀奈池
【天 気】 晴れ
【担 当】平松俊 田中和
【参加者】 8名
   (会員:平松俊・田中和・榊原正・中井康・浅井)
【内 容】
 気持ちのよい晴れの日曜日、天気の心配は全くありませんでしたが、駐車場が狭い ので、皆の車が停められるかが唯一の心配。中ノ池公園に着いてみると、地区の資源 回収で駐車場は超満員!しかし今回は一般の参加も無く、会員も数人のため、問題に はなりませんでした。
 中ノ池公園は、下見の時にあまり虫が見られず、今回は図賀奈池まで歩くことにし ました。道路脇や住宅の庭の草花を観察しつつ歩いて、途中の芦池公園にも立ち寄り ました。この公園は人工の池があり、菖蒲が咲き、トンボがたくさん飛んでいまし た。さらに雑木林や田んぼの周りを観察して、1時間後図賀奈池に辿り着きました。 時速700mでした。
 図賀奈池はフェンスで囲われていて、見るだけの池でしたので、周辺の土手をしば らく観察。約1時間、時間を忘れて虫を探しました。結果、数多くの虫たちに出会う ことが出来ました。5月ともなると、いよいよシーズン突入を実感させられます。  平松さんの「行くよ〜!」という声に、後ろ髪を引かれつつ戻ることにしますが、途 中の芦池公園でまた観察。探せば探すほど虫が見つかる、不思議な公園でした。中ノ 池公園に戻る頃には12時となり、久しぶりにゆっくりじっくり楽むことができた観察 会でした。(記・田中和)
【観察した生き物】
◎昆虫
 ヤマトシジミ、ベニシジミ、ウラギンシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、ムラサキツヤマガリガ?、キクキンウワバ、シオカラトンボ、ハラビロトンボ、クロスジギンヤンマ、コアオハナムグリ、ウスチャコガネ、アカアシマルガタゴモクムシ?、クシコメツキ類、ナミテントウ、ダンダラテントウ、ヒメカメノコテントウ、ベニヘリテントウ、ナナホシテントウ、ジョウカイボン、セボシジョウカイ、ドウガネサルハムシ?、コガタルリハムシ、ムナキルリハムシ、コフキゾウムシ、スグリゾウムシ?、ヒゲナガハナノミ?、ツチイナゴ、トゲヒシバッタ、ヒシバッタ、キリギリス(幼)、ヒメギス(幼)、クビキリギス、マルシラホシカメムシ?、トゲシラホシカメムシ?、フタモンホシカメムシ?、ホシハラビロヘリカメムシ、ホソハリカメムシ、アカヒメヘリカメムシ?、ウシカメムシ、ヨコズナサシガメ、アシブトマキバサシガメ、アワダチソウグンバイ、クワキヨコバイ、キリウジガガンボ、ハナアブ、アシブトハナアブ、シマアシブトハナアブ?、ホソヒラタアブ、ナミホシヒラタアブ、フタホシヒラタアブ、オオクロバエ、クロメマトイ、ハエ類、カブラハバチ類、ルリチュウレンジバチ、クマバチ、セイヨウミツバチ、ハナバチ類、クロヤマアリ、アリ類
【観察会の様子】
 
【左】  【右】

 
【左】  【右】


【観察会続き】

【左】ナナホシテントウ
【中】ヒゲナガハナノミ
【右】ヒゲコメツキ


【左】ヒゲコメツキ
【中】オジロアシナガゾウムシ
【右】コガネムシ類


【左】マイマイガ?
【中】シャクガ類
【右】イチモンジセセリ


【左】テントウムシ
【左中】マメドクガ?
【右中】ウシカメムシ
【右】カナヘビ


【左】ゴミグモ
【左中】18
【右中】ニワゼキショウ
【右】ヘビイチゴ


【左】ツチイナゴ
【中】キリギリスの仲間
【右】ハラビロトンボ


【左】ナミホシヒラタアブ
【中】アシブトハナアブ?
【右】ナミハナアブ


【左】ナミハナアブ
【中】ヤマトヒゲナガハナアブ?
【右】ハエ類


【左】ルリチュウレンジバチ
【中】ルリハナアブ
【右】31


【左】32
【中】ヌマアガエル
【右】スズメ


【左】シマアシブトハナアブ?(胸背に3本の黒い縦縞があります。幼虫は水中にすみ腐敗植物を食べるようです)
【中】マルシラホシカメムシ?(イネ科植物などを吸汁するようです。頭部先端がとがっています)
【右】コフキゾウムシ(クズの葉に止まっているのをよく見ます)


【左】
【中】ナミホシヒラタアブ?(腹部の黄色い紋が波を打っています。幼虫はアブラムシの天敵の1つです)
【右】ヒメギス幼虫


【左】ホソハリカメムシ
【中】コアオハナムグリ(知多半島で最もよく見るコガネムシです。花にもぐって花粉や蜜を食べるのでハナムグリといいます)
【右】アシブトマキバサシガメ(地上歩行性で肉食性の美しいカメムシで一見ゴミムシのようです。榊原正さんが見つけました)


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