【行事名】 里山ウオーキング

【日 時】 2010年3月27日 (土)  9時30分 〜12時
【場 所】 大池公園 〜 加家公園 〜大池公園 
【天 気】 晴れ
【担 当】 村瀬、岩崎
【参加者】  一般 24 名(大人 20 名, 子供 4 名)
   (会員:村瀬 岩崎 平松俊 吉川洋  原  山本)
【内 容】
 お彼岸も過ぎ、暖かくなるかなと、思っていましたら風が冷たく寒い日になりました。
 大池公園から自然観察をしながら、加家公園まで歩き、そのまま同じ道で戻ってきます。このコースは公園から公園まで緑地帯でつながっていて、まず大池公園、そして大窪公園、そしてメルヘンの森、そして加家公園とつづきます。
 9時30分、担当者からコースの説明があり「ウオーキングですから、まずでストレッチをしてから出発しましょう」と言う事で、全員で行い出発です。桜の花は、まだ2分咲きぐらいかな、同じソメイヨシノですが、日のあたるところ日陰のところ、若い木、年老いた木、咲くのが違いますね。桜の花が咲き出してから、寒くなりましたので、今年は長く桜の花が楽しめそうですね。
 途中、オニヤブソテツやウラシマソウなど見つかり、担当者からこの植物は、海に近いところによくある植物で、この辺は、海が近いと言うことがこの植物を見ればわかります、との説明がありました。ウラシマソウは、東海市しあわせ村(聚楽園公園)で、少しですが見つかっています。
 加家公園まで行くつもりでしたが、時間がなく途中で、引き返しました。帰るときには、暖かくなりウオーキングには、いい日になりました。(記・岩崎)

【観察した生き物】
◎樹木 
 クスノキ アラカシ シラカシ ヒサカキ ヤマモモ モチノキ ネズミモチ トウネズミモチ タブ その他沢山
◎野草
 オオイヌノフグリ ホトケノザ ヒメオドリコソウ 日本タンポポ カラスノエンドウ  その他沢山 
◎鳥
 スズメ ツバメ メジロ ヒヨドリ キジバト オオタカ  他
◎昆虫
 モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ、シャクガ類、ベニヘリテントウ、アオモンツノカメムシ、オオワラジカイガラムシ、ヤブキリ?(幼)、ユスリカ類、ホソヒラタアブ、クロヒラタアブ、ナミホシヒラタアブ、フタホシヒラタアブ、ホソツヤヒラタアブ?、アシブトハナアブ、オオクロバエ、キンバエ類、ハエ類、セイヨウミツバチ、クロヤマアリ
【観察会の様子】
 
【左】  【右】

 
【左】  【右】


【観察会続き】

【左】アオモンツノカメムシ(ムクノキの樹皮下にいました。針葉樹、広葉樹どちらの樹皮下にも見られます)
【中】ハエ類(種類はわかりません。他にもたくさんハエの仲間を見ました)
【右】ヤブキリの幼虫?(樹上にいました)


【左】ベニヘリテントウ(メルヘンの森のベンチにいました。オオワラジカイガラムシの天敵だそうです)
【中】アシブトハナアブ(オスの後ろ足が太いのが名前の由来です)
【右】ホソヒラタアブ(花上でよく見ます)


【左】ナミホシヒラタアブ(冬にはあまり見なかったのに今日はよく見ました)
【中】ホソツヤヒラタアブ?(細長いアブです。ハナアブの仲間もたくさん見ました)
【右】セイヨウミツバチ(最近ダニによる病原菌の媒介などで激減したといわれています)


【左】オオワラジカイガラムシ(ベニヘリテントウがいた付近の木に止まっていました)
【中】クロヤマアリ(最近テレビでアルゼンチンアリに襲撃されているのを見ました。知多ではどこでも普通に見ます)
【右】クロヒラタアブ(ホソヒラタアブ同様冬にもよく見ました)


【左】モンシロチョウ(大池公園の土手に飛んでいました。やっとあちこちで見るようになりました)
【中】ベニシジミ(大池公園の土手にいました。羽の朱色が鮮やかです)
【右】ヤマトシジミ(大池公園の土手にいました)

 





【左】117


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