【行事名】 冬の星空観察と灯火に来る生き物観察(大曽公園事務所主催)

【日 時】 2010年12月11日(土) 19:00〜21:00
【場 所】 常滑市大曽公園
【天 気】 晴れ
【担 当】吉村、降幡
【参加者】  一般9人:大人4人、子供5人
   (スタッフ:吉村、降幡、村山、森田琢、古川、沖田、榊原正、平松俊、浅井)
【内 容】
 師走に入り、少しずつ寒さが増してきましが、天気は下り坂となり寒さがゆるいだ代わりに曇天で星空観察はできませんでした。それでも4家族、9名の参加者がありました。冬は生き物の活動が一般に少なくなります。それでも冬の季節を利用して子孫を残そうという生き物も見られます。そんな生き物に出会うため水銀灯を点しそこにやってくる生き物を観察しました。また、懐中電灯を点けて公園内を生き物観察をして廻るナイトハイクを行いました。夏に比べ出合った生き物は少なかったですが楽しい観察が出来ました。(記・降幡)
 マエアカスカシノメイガ、キチョウ、トゲナナフシ、トゲナナフシ、ツチイナゴ、モリチャバネゴキブリ、ニイニイゼミの抜け殻 フユシャクが何とか一種類見つかりました。キャンプ場の桜林ならもっと多くのフユシャクが見つかるかもしれません)(平松)
【観察した生き物】
◎植物 
  フユノハナワラビ、トウカイコモウセンゴケ、ノアザミ 、スズメウリ、カンザシイヌホウズキ、ヒヨドリジョウゴ
◎昆虫
  灯火:マエアカスカシノメイガ、ハマキガ類、クロスジフユエダシャク、ヤガ類、ヨモギハムシ、クロミャクイチモンジヨコバイ?、ガガンボダマシ類?、ユスリカ類、ハエ類、ヒメバチ類、
灯火以外:キチョウ、マエアカスカシノメイガ、ハマキガ類、チャエダシャク?、アヤモクメ?、ゴミムシ類、クチキムシ、ツチイナゴ、トゲナナフシ、モリチャバネゴキブリ、ニイニイゼミの抜け殻
◎その他トビズムカデ、ダンゴムシ、イセノナミマイマイ、アマガエル、ジョロウグモ
 
【観察会の様子】
 
【左】灯火観察用の白布を設置しました。  【右】早速、何か来たみたいです。

 
【左】ナナフシが散歩していました。  【右】一瞬見えた月(六日月)


【観察会続き】

    一瞬見えた月と観察の様子


【左】カエルさんも出てきました。       【中】夏に虫さんの食堂になっていた木       【右】ワラビが生えていました。


【左】マエアカスカシノメイガ         【中】ハマキガ類?          【右】ハマキガ類  


【左】ノコメトガリキリガ(冬の灯火の定番です)                     【中】クサシロヨトウ?                    【右】ちびガの仲間


【左】クロミャクイチモンジヨコバイ?(体長4.5ミリ、四国、九州以南に分布、本州には生息していないようですが、他に似た種が見つかりません。誰か正しい名前を教えてください)
【中】チャエダシャク?(トイレの壁に止まっていました。成虫は11月ごろから現れるそうです)
【右】クロスジフユエダシャク(待望のフユシャクの一種です。成虫は11月から現れ、知多半島では普通に見られます)


【左】キチョウ、成虫越冬します。          【中】15ゴミムシの仲間          【右】トゲナナフシ


【左】トゲナナフシ、背中にトゲが生えています。      【中】ツチイナゴ、成虫越冬します。         【右】モリチャバネゴキブリ、人家には入りません。


【左】20ハエ             【中】21ユスリカの交尾            【右】22コムラサキ幼虫?


【左】ニイニイゼミの抜け殻           【中】トビズムカデ(オオムカデの仲間ですからドクが強いので注意)           【右】ダンゴムシ


【左】イセノナミマイマイ             【中】地面と同じ色したアマガエル            【右】アマガエル


【左】ジョロウグモ、越冬しません。           【中】30アシナガグモの仲間             【右】フユノハナワラビ


【左】トウカイコモウセンゴケ            【中】ノアザミ               【右】スズメウリ


【左】カンザシイヌホウズキ   【右】ヒヨドリジョウゴ




アルバムへ   トップページへ