【行事名】　草むらの虫を観察しよう

【日　時】　2009年10月12日(月)　9:30～11:40
【場　所】　常滑市高坂墓苑
【天　気】　晴れ
【担　当】平松俊、降幡
【参加者】　　生涯学習（わくわく探検隊）１３組３１名
　　　　　　　　家庭教育学級（幼児）　　　３２組８０名
　　　　　　　　　一般　　　　　　　　　　　　　　　５名
　　　　　　　　（会員：降幡　榊原（正）　榊原（靖）　斉上　平松（俊）　大野　　原　　門脇　森田〔博〕竹内（秀）　山田（絹）　浅井　岩本　田中（和）　中井〔三〕）
【内　容】
　台風一過。秋晴れの下、高坂墓苑には100人を超す人々が集まっていました。子どもたちは手に手にタモや虫籠を持って、開始の合図を待っていました。人数が多いので１０グループぐらいに分かれて、観察会を開始しました。ヤマモモの並木の間には、ジョロウグモなどのクモたちが網を張って獲物を待ち構えていました。明るい所に出るとバッタやコオロギが見つかりましたが、人数ほどはいません。せっかくとったバッタに逃げられた女の子は泣きだし、お母さんに叱られていました。狭い道路の斜面が１８号台風の豪雨で崩れていました。道路を外れて狭い水路のそばの地道に入っていくと、虫の種類も数も増えて子どもたちも大喜びです。ここで紅ショウガのような色をした虫を発見しました。しかも同じ形をした緑色の虫もいたのでクビキリギリスと判明しました。タモで追いかけましたが取り逃がしました。水路の上流には水田があってちょうど稲を刈り取っているところで、水田の斜面や道の周りの草むらにはコバネバッタがたくさんいました。バッタに逃げられて泣いていた女の子も素手でコバネバッタを捕まえて得意顔でした。ここで虫と遊んで満足して同じ道をひきかえしました。みんなが捕まえた虫たちを会員のHさんが鑑定しました。アサギマダラがシラカシの梢をかすめて飛び、ノスリが空をゆうゆうと旋回、キチョウが人々の間を飛び回ってお別れのあいさつをしたところで鑑定も終わり、かいさんしました。(記　大野)
【観察した生き物】
◎植物　
　イヌマキ、ヤマノイモ、アケビ、セイタカアワダチソウ、クスノキ、キンモクセイ、クサギ、コセンダングサ、イヌタデ、ミゾソバ　
◎昆虫
　アサギマダラ、モンシロチョウ、キチョウ、キタテハ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ(多)、チャバネセセリ、メイガ類、シャクガ類(幼)、スズメガ類(幼)、ヤママユガ類(幼)、ムスジイトトンボ、オオアオイトトンボ、ウスバキトンボ、アキアカネ、ナツアカネ、ノシメトンボ、ネキトンボ、ギンヤンマ、カトリヤンマ、セアカヒラタゴミムシ、カブトムシ（幼）、コアオハナムグリ、ナナホシテントウ、クロウリハムシ、オジロアシナガゾウムシ、ホソヘリカメムシ、ホシハラビロヘリカメムシ、クモヘリカメムシ、カメムシ類(幼)、アメンボ類、コバネイナゴ、ツチイナゴ、マダラバッタ、オンブバッタ、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、イボバッタ、ヒシバッタ、エンマコオロギ、オカメコオロギ、マツムシ（♀）、ツユムシ、クビキリギス、ウマオイ類、ホシササキリ、オナガササキリ、ウスイロササキリ、オオハナアブ、ハリバエ類、ハエ類、カブラハバチ類、コガタスズメバチ、アシナガバチ類、ハラナガツチバチ類、セイヨウミツバチ、ハナバチ類、オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、モリチャバネゴキブリ、クスノキハクボミフシ
◎その他
　イセノナミマイマイ
【観察会の様子】