【行事名】 「蒲池海岸の生き物を見よう」
(愛知県自然観察指導員連絡協議会の会員研修も兼ねています)
【日 時】 2008年5月18日(日) 9:30〜12:00
【場 所】 常滑市蒲池海岸
【天 気】 うす曇り
【担 当】森田博 、中井康
【参加者】 大人 14名 子供 21名 会員20名 合計 55名
(会員:森田博、中井康、降幡、中井三、斉上、水野由、森田琢磨、沖田、吉房、山本、村瀬、吉川洋、門脇、桑原、浅井、牧野、永田、大矢晃、大矢美)
(他支部:松尾、吉田、石川 愛知県環境課: )
【内 容】
今年度は研修を兼ねての観察会。指導員らの多くの方の参加があった。9時半、集合場所の鬼崎蒲池港Pより、観察場所の港北側に移動。挨拶、注意事項の後、約一時間海に入り、観察をした。魚、貝、海藻 など、次々に観察ケースの中に。風も無く波も穏やかで・・・。10時45分に砂浜で皆の集めた生き物を森田、中井(康)指導員より説明を受けた。参加者の中には物知りの子供もいた。
イシガニ=おいしい、鋏の力が強い
イソガニ=みどり、ムラサキ色のきれいなカニ
ケフサイソガニ=鋏の先に毛が生えている
マメコブサガニ=前にも歩く
オウギガニ=死んだふりをする
イソガニダマシ=カニのようでカニではない
怪我も無く、お昼前に解散
(記・中井三)
【観察した生き物】
◎エビジャコ、ニホンモバヨコエビ、オオワレカラ、ヨロイイソギンチャク、タテジマイソギンチャク、ボラ(幼魚)、メジナ(幼魚)、イダテンギンポ、チチブ、コウライヨロイメバル、アゴハゼ、コウライヨロイメバル、タイラギ、アカニシ、アカニシの卵のう(ナギナタホウズキ)、バフンウニ、シマメノウフネガイ、バカガイ、サルボウ、ハイガイ(貝塚から出たもの?)、ツメタガイ、アマクサアメフラシ、〔卵=ラーメンのよう〕 マテガイ、マガキ、ウチムラサキ(オオアサリ)、アサリ、ワカメ、アナアオサ、アマモ、シロボヤ、
【観察会の様子】
【左】ハマヒルガオが咲いているところから下りました。 【右】漁協でアサリの養殖場の観察許可をいただきました。
【左】子供たちは生き物に触れました。 【右】生き物の解説しています。
【観察会続き】
たくさんの人が参加し、たのしい観察会が出来ました。
【左】観察の方法をお話しています。
【中】危険な生き物を写真を使い説明しています。
【右】潮溜まりの生き物を観察しています。
【左】海に入り、タモを使って採集しています。
【中】テトラポットに近いところの生き物を観察しています。
【右】ミズクラゲに触ってみました。
【左】方形枠で生き物の生息状況を調べています。
【中】ヨロイイソギンチャク
【右】タテジマイソギンチャク
【左】ミドリイソギンチャク
【中】釣り餌にされるイワムシ(イワイソメ)
【右】ヤッコカンザシというゴカイの仲間
【左】卵を産みかけたカラマツガイ
【中】左、カラマツガイ。右、カラマツガイの卵塊。
【右】イシダタミ
【左】イワフジツボとタマキビ
【中】コウダカアオガイ
【右】イボニシ
【左】アカニシとアカニシの卵(ナギナタホウズキ)。玩具としてこれを噛んで音を出して遊ぶ
【中】ツメタガイとツメタガイが食事するときにアサリに空けた穴
【右】ムラサキイガイ(外来)フランス料理のムールガイはこれ
【左】マガキ
【中】タイラギ。貝柱は高級寿司のねた
【右】バカガイ。別名アオヤギ
【左】マテガイ
【中】ウチムラサキにシマメノウフネガイ(外来)が着生している。
【右】サルボウガイ(知多ではチンメ)
【左】アサリ
【中】ホトトギスガイ。汚れに強く、内湾の岸壁にイガイと同じで足糸で張り付いている。
【右】採集した貝を入れたバット
【左】アメフラシの卵
【中】ワレカラの仲間。
【右】きれいなニホンモバヨコエビ
【左】スジエビモドキ?
【中】エビジャコ
【右】イソカニダマシ。ヤドカリに近い仲間
【左】ヤドカリの仲間
【中】タカノケフサイソガニ
【右】タカノケフサイソガニの背中が白いタイプ
【左】イソガニ
【中】イシガニ、はさみの力が強い
【右】オウギガニ、死んだまねをする。
【左】マメコブシガニ、砂地に住み、縦歩きをする
【中】サンショウウニ
【右】シロボヤ
【左】アゴハゼ
【中】チチブ
【右】ミミズハゼ
【左】ボラの赤ちゃん
【中】コウライヨロイメバル
【右】イダテンギンポ
【左】56
【中】メジナ(幼魚)
【右】カメムシの仲間が漂着していました。
【左】アナアオサ
【中】ハネモの中にワレカラやヨコエビの仲間がたくさんいました。
【右】ワカメ
【左】スサビノリ?
【中】紅藻の仲間
【右】漂着した海藻類
【左】コアマモ(葉脈が3本)と右が種子が出来たところ
【中】ツルナ
【右】ハマエンドウ