【行事名】 愛知用水のイシモチソウをみよう
【日 時】 2005年6月4日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 常滑市大谷浄水場近くの愛知用水幹線水路
【天 気】 うす曇
【参加者】 一般 大人5人、子供8人
(会員:山田(和)、榊原(正)、今津、平松(俊)、中井(康) 中井(三))
【内 容】
9時30分集合し、あいさつの後、車で観察場所へ移動。まず、目的のイシモチソウを見ようと歩き始めた。しかし、田んぼでヘビを見つけた。幼いヘビで名前がわからない。
エコクラブの石神さんは“もうすぐ脱皮しようとしている”と言う。みんながかわるがわるヘビを触る。ヘビは少し弱っているようだ。石神さんのポケットに入って休むことになった。家で名前を調べるそうだ。死んだヘビも見つかった。田んぼの生き物観察になってしまい。イシモチソウのところまではなかなか行けない。
暫くして、食虫植物を観察。イシモチソウに虫が捕らわれている。虫眼鏡でみる。今年もイシモチソウの花は少し終わっていた。たくさんの種が出来ていた。モウセンゴケ、コモウセンゴケともに花が少ない、コモウセンゴケの花期は終わり、モウセンゴケはこれからであった。この場所は、この両方の花が見ることが出来る貴重なところである。
用水路の南にモウセンゴケの群落がある。その上部に今年はイシモチソウの群落も出来た。種が飛んだのであろう。数年前のイシモチソウの群落も今も健在である。
水資源開発公団と話し合いこの場所を残して頂いたことに感謝したい。(中井三・記)
【観察した生き物】
ナツアカネ、シオカラトンボ〔♂♀〕ハラビロトンボ。アブのさなぎの抜け殻。ノアザミ、ヒメハギ、ニワゼキショウ、アリノトウグサ、テリハノイバラ、ミヤコグサ、ネジバナ(右巻き左巻きともに有り)、ヤマザギソウ、シラン、カキラン、イ、ガマ、ヒメガマ、ヨシ、スイレン、イシモチソウ、コモウセンゴケ、モウセンゴケ、ヒカゲノカズラ、ゼンマイ、ワラビ、チガヤ、カナビキソウ。