【行事名】 高坂墓苑と青池で春を見つけよう。野草・虫さん・鳥さん

【日 時】 2005年4月9日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 常滑市高坂墓苑
【天 気】 晴れ
【参加者】 一般 大 人、子供 人
        (会員:中井三、榊原靖、榊原正、古川、森田、、)
【内 容】
 常滑祭りと重なった関係から、参加者は身内の人の方が多数になりました。今回、新聞に案内をお願いしたところ、この募集を見て参加していただいた方も見えました。あいさつの後、ボーイスカウトの野営地に移動しました。鳴き声が上手になった鶯のサエズリが聞こえました。
 リョウブの新芽がとてもきれいのが印象的で、これを見ながら“リョウブ飯”の話しがでました。リョウブの新芽を救荒食としてご飯に炊き込むといわれているそうですが・・・山菜の本にも出ていないものがあり、きっと美味しいものではないような気がします。戦時中に芋ズルをご飯に入れたように、量増し(かさまし)にしたものではないでしょうか?・・・
 ヤブガラシノの新芽が赤くやわらかそうで、さっとお湯に通し、おひたしにしたら美味しくいただけるそうです。ツクシ、ワラビ、サルトリイバラ、食用になるものがたくさん見つかりました。道端に花もきれいなニオイタチスミレ、タンポポ(日本産が多い)、天気が良く花も大きく咲いていました。原っぱに出ると、枯れ木倒木がたくさん有り、キャンプに使用した跡がありました。火災が心配です。
 枯れ木の上でコゲラがドラミングをしているのをみんなで感激して観察しました。コゲラみたいに、あんなに小さな鳥が大きな音をさせ、頭が狂うほど振るうのは人間には出来ないことだと感心しました。
 青池に向かうとゴヨウアケビ、ミツバアケビともに花が咲き、30センチ以上のツクシがあり、あたり一面の大きなツクシを見ました。その時、足元から突然キジが飛び立ち、皆がびっくりしました。地面でアマガエル、ツチイナゴ(成虫で越冬)を。水田横の小さな水路ではヨシ、イ、アゼスゲを観察しました。(中井三・記)

【観察した生き物】
ケキツネノボタン、トキワハゼ(花)、タチイヌノフグリ(花)、ノミノフスマ(花)、ヤエムグラ、カラスノエンドウ(花)、スズメノエンドウ(花)、カスマグサ(花)、スイバ(花)、ホトケノザ(花)、オランダミミナグサ(花)、ヘビイチゴ(花)、キジムシロ(花)、シジュウガラ、ハシボソガラス、キジ、ウグイス、コゲラ。春型アゲハ、ベニシジミ、キチョウ、ツバメシジミ、ガガンボ、ヒメアメンボ、アメンボ、カナヘビなど。
【観察会の様子】
 
【左】ニオイタチツボスミレが所々、道端に。    【右】ニホンタンポポがたくさん見られました。

 
【左】オーこれはめずらしい!!   【右】池に中にたくさんの水生植物が!!

観察会の様子(続き)
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