【行事名】 「海岸の生き物をみよう」ふるさと親子自然観察会
【日 時】 2004年5月16日(日)9:30〜12:00
【場 所】 常滑市鬼崎漁港(蒲池)鬼崎海岸
【天 気】 曇りのち小雨
【参加者】 一般9名(大人4名・子ども5名)
(会員:山田(和)、森田、今津、中井(三) )
【内 容】
9時30分鬼崎漁港(蒲池)に集合。参加者は少ない。小雨が朝から降ったりやんだり。挨拶をして、海に入る時の注意事項を伝え、観察場所へ移動。港のすぐ北へ。潮の引きが悪い。これも天気の性?40分ほど自由に海に入って、生き物探し、採ったものをバットに入れる。
カニを見つけ、ヤドガリを採り、貝を拾い、大きなワカメを拾い・・・・。
皆の目がたくさんあると色々な物が集まる。
集めたものを山田和男指導員が説明をし、皆で触ってみる。中には気持ちが悪いと触れることをいやがる子どももいた。
【観察できたもの】
アメフラシの卵(別名ウミソウメン)、ハスノハカシパン、ミズクラゲ、ヨロイイソギンチャク、フジツボ(えびの仲間)、ヤドカリ、ダイダイイソカイメン、マガキ、イシダタミ、アサリ、サルボウガイ、ヨコエビ(浜の掃除屋さん→ベジタリアンなので海苔養殖の人から嫌われている)、フナムシ(浜の掃除屋さん→何でも食べる)・ギンポ(潮だまりによくいるがこの浜は砂地なのでちょつと珍しい)、マゴチ、ミミズハゼ、アマモ、オゴノリ、アナアオサなど。
貝殻・・・カガミガイ、ツメタガイ、タイラギ、アカニシ、
説明が終りに近くなった頃、風が強くなり、雨も降り出して、子どもたちは服をぬらしていたので寒くなり、予定の時刻よりやや早く11時40分終了
【反省点】
鬼崎漁港は榎戸と蒲池に港があり、今回、新聞に案内を載たが「字数」の関係で鬼崎漁港と載った。掲載に(蒲池)が無かったため、榎戸(ヨットハーバー)の方に行く人がいるかも?・・・、会員の今津さんに榎戸の港に待機してもらった。
今後、集合場所の表示にはどのように?と話し合う。
【現地のようす】
【左】人家に近いところにダンチクが生えています。海岸に近い農家の人はこれを支柱に利用します。
【右】ハマダイコンの花です。栽培していたものが野生化した説があります。
【左】ツルナです。食用として時々、八百屋さんに出るそうです。
【右】コウボウシバで、砂の移動が激しいところに生えています。
【左】コウボウムギのオス株です。
【右】コウボウムギのメス株です。これが麦の穂に似ています。
【左】ハマヒルガオが満開です。
【右】ハマボウフウは深い根を持って、砂浜の乾に耐えています。
ワカメとアナアオサが海岸に打ち上げられていました。
【左】ツメタガイ、アカニシ、アラムシロガイ、イボニシ、キサゴ、シマメノウフネガイ、カキ、ナミマガシワ、アサリサルボウガイ、シオフキ、ムラサキイガイの貝殻が見られました。
【右】シロスジフジツボです。
【左】カラマツガイと黄色いのがたまごです。たくさん付いている貝はムラサキイガイです。
【右】アメフラシの卵で、別名ウミゾウメンです。
【左】海岸に鳥が来ていました。ユリカモメ、ハマシギ、ウミネコみたいです。
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