「夜鳴く虫さんのコーラスを聞こう」

9月6日(土)常滑市桧原公園 東駐車場 19:30集合

観察場所:芝生広場の下で灯火に集まる虫観察


 本日の日没時刻は18:13です。6月30日が19:11ですから1時間近く日が沈むのが早くなっていますね。集合時間の19:30にはすっかり暗くなっていました。夜になり虫さんたちの合唱がにぎやかになってきました。一番大きな鳴き声はアオマツムシです。この日桧原公園ではアオマツムシの他、エンマコウロギ、ミツカドコウロギ、ツヅレサセコオロギ、モリオカメコオロギ、スズムシ、マツムシ、カンタンが鳴いていました。桧原公園に向かう途中の西阿野でクツワムシがガチャガチャ鳴いていました。 

 
【左】白布の幕に水銀灯を吊り下げて光を求める虫を集めて観察をします。時刻により虫の種類も変わります。
【右】虫が集まってくるまでの間、ナイトハイクをしました。アブラゼミが見つかりました。

 
【左】アブラゼミです。残暑が長かったのかいつまでも鳴いていました。
【右】ヒシガタグモでV字形ののあみをつくり、粘りのある玉を付けて、玉に掛かった虫を食べます。

 
【左】ユミアシゴミムシダマシです。ゴミムシは動物食ですがゴミムシダマシの仲間は朽木を食べます。
【右】シロテンハナムグリです。ナイトハイクで見ましたが灯火には来ませんでした。

 
【左】チャイロナガカメムシでヒサカキの実に集まるそうです。
【右】アワフキの仲間

 
【左】小さい方がヨコバイの仲間で、大きい方がガガンボの仲間です。
【右】アカテンクチバ。フジやクズが食草です。

 
【左】コクワガタのお母さんが飛んできました。参加者が少なかったのでいただきです。
【右】コクワガタをゲットした記念に家族で記念写真を撮りました。

 
【左】シバツトガ?
【右】クサシロキヨトウ

 
【左】明かりの下にアオドウガネ訪れて結婚式をしていました。
【右】シロオビノメイガでホウレンソウなどアカザ科の植物を食べます。

 
【左メクラガメの腹チョンギレ固体
【右】オガタマヒメハマキ

 
【左】キハラゴマダラヒトリ?(腹を見る必要あり)
【右】ヒメクルマコヤガ

 
【左】イチモンジセセリは稲ツトムシと呼ばれイネの害虫で有名です。多くのイネ科の植物を食べます。
【右】マダラズズです。芝生のような短い草のところでリーリーと鳴いています。

 
【左】ヒメハマキの一種
【右】アオバハゴロモです。セミに近い仲間でチャ、ミカン、ブドウなどの害虫です。

 
【左】スジベニコケガとアオドウガネが規則よく三角に並んでいたので写しました。
【右】ゴマフボクトウガです。お茶に被害を与えることがあります。別名チャノテッポウムシ。

 
【左】マメノメイガです。ササゲやアズキのサヤを食い荒らし被害を与えます。
【右】ケラです。羽根があってこれで空を飛びます。よく言われるミミズの鳴き声はこれです。

 
【左】ゴモクムシの仲間。
【右】ルリモンシャチホコ。ヤシャブシ、ハンノキが食草。

 
【左】ヒシバッタです。灯火採集の常連さんです。身近な昆虫です。
【右】ツチカメムシでクスノキやヤツデの落ちた実の汁を吸う。間違って人間の耳に入ることもあるそうです。

 
【左】アブの仲間。
【右】ゴモクムシの仲間です。

 
【左】年4回発生しイネに害を与えるといわれているコブノメイガです。
【右】ニセヒロバキハマキ?

 
【左】クロスジシロコブガ
【右】ナシノシンクイ?

 
【左】スジキリヨトウ。芝の害虫です。
【右】エンマコオロギです。頭が光っている大きなコオロギです。身近なコオロギですので鳴き声を覚えましょう。

 
【左】ヒメカメノコテントウのせすじ型です。
【右】ガムシも灯火採集の常連です。ここに来たのは水田などでよく見られるコガムシかヒメガムシ見たいです。

 
【左】イネクロカメムシです。
【右】ハチの仲間。

 
【左】サビキコリです。コメツキの仲間は動物食で甲虫の幼虫やサナギを食べます。
【右】アオバアリガタハネカクシです。成虫・幼虫ともに小さな昆虫など動物食。体液に毒があって、皮フに付くと皮フ炎をおこす。まちがって目にはいると失明することもあるという。

 
【左】クサカゲロウです。卵はウドンゲの花といわれています。アブラムシをたくさん食べます。
【右】ベニヒメシャク。食草はオオバコです。

 
【左】左はヨコバイ(植物の汁を吸いウイルスを媒介する)。右ニジドミムシダマシ(シイやカシノキを食べる)。
【右】ボロボロのムクゲコノハ。食草はクルミ。成虫は果実の汁を吸う。

 
【左】汚いヒメガムシ。
【右】イボバッタです。頭と胸にイボのような突起があるのでこの名前がつきました。

 
【左】スジベニコケガです。
【右】キベリトガリメイガです。

 
【左】アミガサハゴロモでカシの仲間に付きます。
【右】ツマグロヨコバイです。セミと同じ仲間の昆虫で、セミやカメムシのように刺して吸う口を持っています。

 
【左】クロシデムシで動物の死体に集まります。
【右】お別れに火星と月を見ました。月のクレータを望遠鏡で初めて見て感激していました。


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