【行事名】 初夏の草花と花木を訪れる生きものを見よう
【日 時】 ２０１０年 ５月１６日（日） 9:30〜?
【場 所】 武豊町 長成池公園
【天 気】 晴
【担 当】原、 畠
【参加者】 大人14名、子供21名
（会員：原 穣（記）、村瀬由理、畠 烈）
【内 容】
さわやかに晴れ渡った初夏の日和。池を渡ってくる微風がほほに心地よい。９時半には、園児から小学校低学年の子供連れの参加者が集まる。朝、会場に着いてビック
り、下見の時とは様子が一変、会場は完璧な草刈りがされていて、一抹の不安も。
挨拶の後、早速村瀬さんが対岸の樹木に止まる４匹ばかりのアオサギを紹介。そし、て広場の端に茂るカラスノエンドウを見つけ、一応の説明の後「こんな笛吹けるかな」
とピーピー鳴らせば、親子さんたちも早速挑戦。「鳴らない」「鳴ったー」と大はしゃぎ。
次いで花真っ盛りのトベラの木の前へ移動すれば、Ｏｈ！ナガサキアゲハがいる、アオスジアゲハもモンシロチョウまで入り交じって吸蜜中。コアオハナムグリやジョウカ
イボンなど小昆虫も。子供が「こんなものが・・・」とカマキリの卵の塊りを差し出したが、卵の表面で何匹か小虫が動いている。よく見ると「オー！あかちゃんの誕生
だ」一同このいのちのドラマに感動。
散策路ではホタルガの幼虫がいたり、池の岸辺にはノイバラの白い花が満開。タブノキの新芽がツクツク伸びている。岸辺には小魚が７〜８匹。メダカかなカダヤシかな？
池面に目をやればアヒルが３匹、アカミミガメが２匹、杭の上にはイシガメが、見て！とばかりに首を伸ばしている。と、突然、少し離れていたがヌートリアが１匹、水面
を泳ぐ姿を目撃。
時間もそろそろと、村瀬さんが幼児の手を引き先導し、今日見たもの、話したものなどについてお話しながら駐車場へ戻り、今後の観察会の予定を話し解散。子どもたちの
「ありがとう！」の言葉と笑顔に「また今度もきてネ。バイバーイ」であった。
ところで、未確認のメダカかカダヤシかの確認にタモを持って現場へ。掬い取った１２匹は全てカダヤシであった。近くでは体長８０p余りのカムルチーを釣り上げた青
年がいて、写真を撮る。(記・原）
【観察した生き物】
◎植物
タンポポ（ニホン、セイヨウ）、ハコベ、カラスノエンドウ、スイバ、ギシギシ、ヒメジョオン、ハルジオン、トベラ、ニワゼキショウ、ノイバラ、ヘビイチゴ、タブノキ、スイカズラ、クワ、ヤナギ、マツバウンラン、アメリカフウロ、ヤエムグラ、ヒサカキ、ヘビイチゴ、カタバミ
◎昆虫
ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、サトキマダラヒカゲ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、クマバチ、ナミテントウ、コアオハナムグリ、ジョウカイボン、ハラビロカマキリ（幼生）、ホタルガ（幼虫）
◎鳥
アオサギ、コゲラ、メジロ、アヒル、ハシブトカラス、ドバト、カワウ
◎その他
カダヤシ、カムルチー、ヌートリア、イシガメ、ミシシッピーアカミミガメ
【観察会の様子】
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【観察会続き】
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