【行事名】 新川の生き物を見よう

【日 時】 2008年7月6日(日) 9:30〜11:00
【場 所】 武豊町富貴 新川
【天 気】 晴れ
【担 当】原 穣・金内 力
【参加者】  36名
   (会員: 原 穣・金内 力・畠 烈・田中 央・浅井一光・斎上伸一)
【内 容】
 当日の天気は快晴、集合時間の15分ほど前に現地に出れば、現地前の田んぼの持ち主が草刈りの真最中で、「今日9時半から、ここで親子の魚捕りをやるんですが」と言えば、「すぐ済むからいいよ」と。
集合時間近くになると、タモ、バケツを持った親子さんがぞくぞく集まった。
 参加者がそろったかなと思われたころ参加者の皆さんに、事前調査した金内氏の資料を見せ、採集の重点場所、タモ網の使い方などを説明。三面張りで2・5mほどの壁 面に脚立設置と川岸の雑草刈りなどは畠氏が完璧に。参加者の親子さん達は川に入り採集開始。
しばし、採集の様子を眺めた後、例によって例のごとく、この道55年のハラジョウがまかり出る。タモ網を入れれば早速、「きれいなタナゴがいましたよー」の声に「わー、欲しい欲しい」の声。一人のお父さんは「何処でどうすれば?」と。早速、実技で披露すれば、またタナゴ。にっこり顔のお父さんは、タモ網片手にザブザブ。「いました、いました!」と満足の笑み。時を同じくして田中央氏が「ウナギがいたー」の声。見れば、長さ50cmほどの大ウナギ。金内氏は一人こつこつと獲物をビニール袋へ。
 採集時間は、およそ50分。岸辺に上がって金内氏の選り分けた川の生き物の説明開始。見れば田んぼの持ち主さんも参加者の中に。今年はカワムツ、ワカサギ、ヌマエビなどが新加入の種類であった。説明後、皆さんとの雑談、そしてダラダラの汗を拭きながら、満足げな笑顔に、われわれも大満足の日であった。(記・原 穣)

【観察した生き物】
◎魚類 
  ウナギ、ワカサギ, ヌマムツ、マドジョウ、カダヤシ、オオクチバス、ヨシノボリ、スミウキゴリ、ゴクラクハゼ
◎エビ、カニ類
 アメリカザリガニ、テナガエビ、モクズガニ、ヌマエビ
◎昆虫類
 シオカラトンボ、コオイムシ、マツモムシ、アメンボウ、ハグロトンボ(ヤゴと成虫)
◎貝類
 タガイ、ヤマトシジミ、カワニナ、タニシ、イシマキガイ、サカマキガイ、ヒメモノアラガイ 
【観察会の様子】
 
【左】捕れた50cmのウナギ 【右】アマガエルも居たよ

 
【左】どんなカエルのオタマジャクシかな 【右】カダヤシ


【観察会続き】

【左】ゴクラクハゼ 
【中】ヌマムツ
【右】スミウキゴリ(上)とマドジョウ


【左】オオクチバス
【中】ワカサギ
【右】ハグロトンボの幼虫(ヤゴ)

 





【左】ハグロトンボ(♂オス)


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