【行事名】 初夏の草花と生き物

【日 時】 2008年5月18日(日) 9:30〜11:30
【場 所】 武豊町長成池
【天 気】 晴れ
【担 当】原 穣、畠 烈
【参加者】 10名
   (会員:原 穣、畠 烈、鈴木樹雄、平松俊彦)
【内 容】
 日和リの心地よい朝、集合場所で指導員は顔を合わせ、近くの樹木や飛ぶ鳥に目をやりながら雑談。暫らくして参加者もぼちぼち。9:40になり、本日の内容説明そして案内開始。
 先ずは林間の草地に入り、そこここに咲くアメリカフウロやハコベに見入る。例によって「ハコベの花びらは何枚ですか?」の問いかけに、参加者は早速地面にかがみこみ「10枚!」「5枚!」。で静かに1枚の花びらを取り出し、「これが1枚ですから、ハコベの花びらの数は?」「5枚ですね」などなど。それが事始めかどうか分らないけど、カメラ持参の方が地面にへばりつかんばかりの姿勢で小さな草の写真を撮っている姿には正に感動そのものであった。
 さらに歩を進め、池の畔に架かる散策橋を渡りながら、シラスゲやイ、対岸のアカメガシワの桃色の葉やノイバラの群がり咲く白い花に魅せられていた。岸辺に出ればヨモギの葉に群るようにコガタルリハムシが目に入り、少し離れたところには、マガモが赤ちゃんを産んだのか2~3匹集まっていたし、橋の下には超大形のアカミミガメが泳いでいた。
 時間はもう11時。そろそろバツクしようかと橋の上から池を見やれば、アジサシが2〜3匹群れ飛んでいる。そして眼下には何と!ヌートリアが「ぼくがいるよ!」と言わんばかりの顔をして泳いでいる。朝来た林間に戻れば草地にはウラジロチチコグサやアメリカフウロ、ヒサカキの小枝の先にホタルガの幼虫、コアオハナムグリも目に入る。
 朝の集合場所で、今日の纏めと雑談。参加者は少なかったけど、見よう、見たいの熱意には今日もまた感動。(記・原 穣)  
【観察した生き物】
◎植物 
 
◎昆虫
 モンシロチョウ、アオスジアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、キタテハ、ゴマダラチョウ、サトキマダラヒカゲ、ウンモンオオシロヒメシャク(?)、シオカラトンボ、アジアイトトンボ、オオヤマトンボ、ギンヤンマ、コアオハナムグリ、ミカワオサムシ、マルガタゴミムシ、マルガタゴモクムシ(?)、ハスジカツオゾウムシ、ナナホシテントウ、ジョウカイボン、クロウリハムシ、ウリハムシ、クワハムシ、コガタルリハムシ、ヤナギルリハムシ、ヨモギハムシ、ヤマイモハムシ(?)、ヒメナガカメムシ、クロモンサシガメ、アメンボ、セイヨウミツバチ、クマバチ、カブラハバチ類、セグロアシナガバチ、コガタスズメバチ、クロヤマアリ、ハナアブ、マメヒラタアブ類、シマアシブトハナアブ、キイロホソガガンボ、ケバエ類、ユスリカ類、ニクバエ類、オオクロバエ、モリチャバネゴキブリ
◎鳥
 
◎その他
 
【観察会の様子】
 
【左】アメリカフウロやハコベを観察  【右】長成池でアカミミガメが泳いでいました。

 
  ヌートリアが泳いでいました。  


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