【行事名】 ミサゴやユリカモメ、ちどりたち海鳥を見よう

【日 時】 2008年1月20日(日) 9:40〜11:50
【場 所】 河和口〜布土海岸(美浜町)
【天 気】 曇り 微風
【担 当】 古川、鈴木樹
【参加者】一般参加:4名(大人4)
   (会員:古川、鈴木(樹)、牧野、森田、竹内(秀)、浅井)
【内 容】
 ウミアイサ、カンムリカイツブリ、イソヒヨドリ♂に遇う
 曇り空ながら雨の心配は無く、微風の穏やかな河和口海岸。観察会の旗を目立たせるために国道のガードレールを利用して立て、さらに並行している護岸波返しに横書き旗を張った。
外部への宣伝と後から来た人のための目印である。
 護岸内側の幅広の舗装路に出るともう目の前にヒドリガモの大群(400羽くらい)が岸辺近くに憩っていた。その少し沖にホオジロガモが20羽ほど、その中に♂が2〜3羽いてホオジロガモの名前が納得できた。さらに沖に目をやると、ウミアイサが盛んに潜りを繰り返しているのが見えた。赤っぽいくちばし、後頭部のぼさぼさの冠羽、水面に出るたびに冠羽がはねて、愛嬌たっぷりであった。ハマシギ50〜60羽が波打ち際で盛んにえさをついばんでおり、中に混じってシロチドリがちょこまかとせわしく動きまわってえさをついばんでいる。これはさながら鳥の楽園といったところ。先行組が陸側に目を移して見ている。あの美しいイソヒヨドリの♂。そっと駆け寄ったが全員が見ないうちに飛び去ってしまった。布土川まで行き折り返した。いつもは2〜3頭が角立網の支柱天辺にとまっているミサゴが今日はどこにもいない。
 何本かの支柱に黒色のビニールがぶら下げてあり、これを恐れてしまったのかもしれない。
 陸側の地面で、ビンズイがじっとしているところや、カワラヒワやツグミがえさをついばんでいるのがみられた。沖合では、顔と首が赤褐色で頭頂に冠羽を立てた首の長い鳥が見えた。潜ったり出たり、まさしくカンムリカイツブリ。ことしもこの鳥に遇えました。

【文中以外に観察できた鳥】
◎水辺の鳥 
  カモメ、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、オカヨシガモ、ミミカイツブリ、アオサギ、コサギ、カワウ
◎山野の鳥
 メジロ、ジョウビタキ、モズ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キジバト、ハシブトカラス、トビ、ヒヨドリ、スズメ
【観察会の様子】
 
【左】河和海岸 ヒドリガモの群れ 【右】海岸でくつろぐヒドリガモ

 
【左】ハマシギの群れが食事に来ました。  【右】ウミアイサ?


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