【行事名】 木の実、花、虫ウォティングで秋をいっぱい感じよう

【日 時】 2007年9月16日(日) 9:30〜11:40
【場 所】 武豊町 別曽池公園周辺
【天 気】 曇り一時雨
【担 当】 畠、鈴木
【参加者】 4名(大人1子供3)
   (会員:畠、鈴木、古川、降幡、森田)
【内 容】
 前線停滞と台風9号の影響で非常に蒸し暑く、時々雨で一時「大雨・洪水警報」が出されたような天気であったが、開始の9:30には晴れ間が現れ実施となった。
 前年とはコースを変え、古川指導員推薦の、クズの花がにぎやかに続く南行きコースを進んだ。クズの花を手に、甘い香りや味を確かめ、飛来したキチョウ、一文字セセリ、キアゲハ、ウラギンシジミ、オオハキリバチを観察。手入れの跡がない柿の木では、熟柿にコガタスズメバチ、シラホシハナムグリが群がっていた。
 道端や休耕田には、オトギリソウ、ヒヨドリバナ、ツリガネニンジン、アキノタムラソウ、サワヒヨドリ、ワレモコウ、アカバナ、ヌマトラノオ、アキノノゲシなどが咲き競っていた。
 圧巻は、コース最奥の稲田とそれにつながっている排水路。なんとあの「メダカ」が群をなしてスイスイ。思わずみんな歓声をあげたことでした。(記・畠)

【観察した生き物】
(上記紹介したもの以外)
◎植物 
  オオバヤシャブシ、ヒメヤシャブシ、ノアズキ、ミゾソバ、ガマ、ヒメガマ、ヒメシロネ、ハギ、メドハギ、ヤマハギ、アレチヌスビトハギ、ツルマメ、ツユクサ、キツネノマゴ、タカサブロウ、ジュズダマ、アゼガヤツリ他
◎昆虫
 ウスバキトンボ、ツチイナゴ、コアオハナムグリ、ショウリョウバッタ、イトトンボの仲間4種、アメンボ、ドロバチの巣他
◎鳥
 コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、メジロ、モズ、ハシボソガラス
◎その他
 メダカ、タニシ、カワニナ、アメリカザリガニ
【観察会の様子】
 
【左】見所とお約束をお話しています。  【右】コナラが落ちていました。

 
【左】葛の花とツチイナゴの幼虫。  【右】ツリガネニンジン


【左】クズの花。マメ科の花がたくさん見られました。
【中】ノアズキ
【右】マルバハギ


【左】ヤマハギ
【中】アレチヌスビトハギ(外来種)
【右】ツルマメ


【左】メドハギ
【中】ヤハズソウ
【右】ヘクソカズラ。別名、ヤイトバナ。


【左】ツユクサと横から見たところ。別名のボウシバナは横から見た包葉の様子。
【中】傷薬で有名なオトギリソウ。
【右】ヒヨドリバナ


【左】アキノノゲシ
【中】ホシアサガオ(外来種)
【右】マメアサガオ(外来種)


【左】アキノタムラソウ
【中】フタバムグラ
【右】シロザの花


【左】コニシキソウ(左)。オオニシキソウ(右)
【中】ヒレタゴボウ(外来種)
【右】ヤノネグサ


【左】クサギ
【中】アカバナ
【右】タカサブロウ


【左】アゼトウガラシ
【中】コニシキソウ
【右】スミレ


【左】キカシグサ
【中】ツリガネニンジン
【右】ワレモコウ


【左】キンミズヒキ
【中】コナギ
【右】オニガヤツリ


【左】ガマ
【中】ヒメクグ
【右】ヒメテンツキ


【左】ヒデリコ
【中】トダシバ
【右】オオフサモ(外来種)


【左】ノリウツギ
【中】コナラ
【右】ハンノキ


【左】ヒメヤシャブシ
【中】ヤシャブシ
【右】オオバヤシャブシ


【左】昆虫が集まるヌルデの花
【中】スズメノヒエ
【右】ノリウツギがたくさん生えた土手


【左】ミズワラビ。食可
【中】ツチイナゴを採りました。
【右】ウスバキトンボ


【左】正面から見たウスバキトンボ
【中】メダカがたくさん見られました。
【右】タニシもいました。


【左】タニシ
【中】メダカ
【右】メダカ


【左】ナガコガネグモ
【中】ジョロウグモ
【右】クモの卵塊

 





【左】樹上で醗酵した柿にハナムグリとコガタスズメバチがきていました。


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