【行事名】 冬に灯火に集まる虫を観察しよう

【日 時】 2006年12月16日(土) 17:30〜20:00
【場 所】 武豊町自然公園
【天 気】 晴れ
【参加者】  6名
   (会員:平松俊、水野利、鈴木樹、榊原正、小島、降幡)
【内 容】
 冬の灯火採集は初めての試みです。自然を知るためにはいつでもどこでも自然を意識してみることが大切です。冬になり生産者である植物の活動が少なくなる季節です。一般的には生産者である植物が少なくなれば消費者である動物の活動が少なくなります。しかし、わずかな植物を利用して生活している生き物がいるはずです。その隙間を利用して生活しているガの仲間を明かりを利用して誘き寄せ観察しました。
 今回の灯火ウオッチングで驚いたことはムラサキトガリバと言うガが死んだ真似をすると言うことです。固まってしまいまったく布に止まった形では無いと言うことです。長年の間、生きていく工夫がされ死んだ真似をすることが生命を維持するのに最大有効だったのでしょう。
【観察した生き物】
◎昆虫
 クロスジフユエダシャク、ノコメトガリキリガ、カラスヨトウ、ナミシャクの一種、マエアカスカシノメイガ、チャノコカクモンハマキの一種、アワヨトウ、カバナミシャクの一種、ケブカチビナミシャク、ムラサキトガリバ、ナカオビキリガ?、カブラヤガ、ユスリカの仲間、ハエの仲間

【観察会の様子】
 
【左】水銀灯を点して誘いました。  【右】クロスジフユエダシャク

 
【左】ノコメトガリキリガ  【右】カラスヨトウ

観察会の様子(続き)
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