【行事名】 里山に帰ってきた渡り鳥とタカを見よう

【日 時】 2005年11月20日(日) 9:30〜11:50
【場 所】 武豊町名古屋市野外教育センター周辺
【天 気】 うすぐもりときどき陽射し
【参加者】 一般 大人3人、子供1人
        (会員:古川、 鈴木(樹)、 森田、 浅井、 畠 )
【内 容】
 くもり空、でも雨粒が落ちて来るようなものではなく、時々ボワーと陽が射すといった天気。参加者は9人、古川指導員を中心に寒くも暑くもない中を、ゆっくりと進んだ観察会であった。
 目的は猛禽類とこの秋渡ってきた鳥たちである。今日はセンター内には入らず、センター沿いの山すその道を西へ1キロメートルほど進み、折り返しは田んぼの中の水路沿いを帰った。メジロ、ヒヨドリのにぎやかな声、遠くの電線にドバトの群れ、カラスの集団も。と早くもオオタカが出現。旋回を始めるもすぐカラス4〜5羽が絡んでいく。どんどん高く上がり点になったところでスーと消えた。池に出た。カイツブリが水面にツーと線を描いている。ハシビロガモがいる。あちらはコサギとアオサギだ。池の向こうの田んぼの中にケリを見つけた。ジーと立っていて身動きしない。
 水路沿いの道。ここはセキレイの園。ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイの3種揃い踏み。結構にぎやかである。と再びオオタカ現る。今度は目の前。低いところ。徐々に高いところへ旋回していったが、双眼鏡ではっきり姿を見ることができた。みんな大感激でした。
 最後にもう一つの池に来ました。都市部の調整池という雰囲気の所ですが、昨年より大分水位が上げてありました。聞けば、近くの人が、「池の景観確保と、水鳥を呼ぼう」と熱心に行政に働きかけがあってのことだそうです。岸辺の草が水没し、幾分池が綺麗になったかも知れません。池中に生えている木にゴイサギがじっとして止まっていました。キンクロハジロがゆっくり岸を離れていきました。もっとにぎやかになるといいな。

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