【行事名】 健康の森で春の生きものを見つけよう

【日 時】 2007年5月20日(日) 9:30〜11:40
【場 所】 大府市・東浦町「あいち健康の森公園」
【天 気】 晴れ
【担 当】 岩本、桑原、竹内
【参加者】  15名
   (会員:岩本、桑原、田中、吉川、村瀬、門脇一家、今西、大嶋、浅井、平松俊、中井、竹内)
【内 容】
 健康の森、北よりの駐車場近くの事務所前に集合。汗ばむくらいの陽気。
 枯れかかった木の幹に丸い穴発見。人差し指が入るくらいで下に向かって伸びている。家主がおらず、指をつっこんでも指されなかったが、クマバチの巣であった。コゲラの穴はもう少し長○なので区別がつくようである。オオシマザクラにいっぱい実が付いていた。おいしいのに当たると少し甘いが、そうでないとちょいと渋い。口に入れた人の顔がそれぞれの味を語っていておもしろい。ガマズミにモミがいっぱいついていた。シイの花っぽいにおいがしてエサキモンカメムシが何匹も見られた。どちらも「かぐわしい」においで、虫たちにはごちそうのにおいなのだろうと思う。水際の土手一面に生えるトクサの新芽たちがなんともかわいい!ついつい手に取ってしまう。湿地帯に生える、芦の茎に茶色い足早の蜘蛛が・・・あとで原先生にたずねるとイオウイロハシリグモとのことだった。低い生け垣に巻き付く草の茎に金色の物体が・・・と、思いきや、平松さんはこともなげに「ジンガサハムシ」だよ。と、教えてくれた。遠目に見ても、緑の中に大きな花が・・「アブラギリの花」だった。帰り際、なだらかな土手をあがる途中に蒼いヒナギキョウの花たちを見つけた。(記・竹内秀)
【観察した生き物】
◎植物 
 
◎昆虫
 ヤマトシジミ、ベニシジミ、モンシロチョウ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、サトキマダラヒカゲ、アジアイトトンボ、クロイトトンボ、シオカラトンボ、クロスジギンヤンマ、ハナアブ、シマハナアブ、ナミホシヒラタアブ、ナガヒメヒラタアブ、エゾコヒラタアブ、ツマグロキンバエ、マガリケムシヒキ、オオスズメバチ、クロヤマアリ、ナミテントウ、ナナホシテントウ、コアオハナムグリ、キマワリ、コスナゴミムシダマシ、セモンジンガサハムシ、ジョウカイボン、セボシジョウカイ、マルカメムシ、ヒメナガカメムシ、イトアメンボ、オオワラジカイガラムシ、ツチイナゴ、ヒナバッタ、ヒシバッタ、ハネナガヒシバッタ、モリチャバネゴキブリ、マツカレハの幼虫、ワタアブラムシの仲間の虫こぶ、ヨトウガの仲間。
◎鳥
 
◎その他
 
【観察会の様子】
 
【左】今日の見どころをお話しました。  【右】トクサの節を取り、携帯釣りざおを作りました。

 
【左】  【右】何の羽でしょう。


【左】水路にアメリカザリガニの死体がありました。おぼれたのでしょうか。
【中】キショウブはきれいですが、外来有害雑草だそうです。
【右】白い色をしたシランです。紫色のラン、漢字で紫欄です。


【左】特定外来生物といって日本の生態系に悪影響を与えるといわれているオオキンケイギクです。
【中】バッタの仲間。
【右】オオシマザクラのサクランボでしょうか。


【左】11
【中】24
【右】アメリカハナミズキでしょうか。


【左】14
【中】タテハチョウの仲間
【右】16


【左】17
【中】18
【右】19


【左】ハラビロカマキリの抜け殻。
【中】ハナムグリの仲間。
【右】22


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