【行事名】 カエルの合唱鑑賞会

【日 時】 2009年5月15日(金) 20:00〜22:00
【場 所】 美浜町、野間中学校〜知多奥田駅/FONT>
【天 気】 晴れ
【担 当】森田、永田
【参加者】  大人7名
   (会員:森田、永田、神野、平松裕、降幡、榊原正)
【内 容】
 今年初めてのテーマで観察会を行いました。知多の南部に生息するニホンアマガエル、トノサマガエル、ダルマガエル、シュレーゲルアオガエル、ヌマガエル、ウシガエルの存在を鳴き声で確認、観察を行おうという企画です。野間中学校の駐車場に集合し、中学校の裏手から知多奥田の駅まで歩いて観察を行いました。まず圧倒的に多く聞こえるのは、キャッキャッキャッキャッ…というアマガエルの声。体の一番小さな彼らが、一番大きな声で存在感を示していました。その次に特徴的なグゲゲゲ、グゲゲゲ、グゲゲゲ…というダルマガエルの声がわかりました。シュレーゲルアオガエルのピリピリピリピリ…という小さな声は、最初よくわかりませんでしたが、アマガエルの少ない場所ではっきりと確認することができました。そして、時折聞こえるウァウァという鳥のようなヌマガエルの声。最終的には4種類のカエルを確認することができ、普段聞いていても「カエルの声がしているなぁ。」という程度にしか感じていなかったことが、鳴き声の持ち主たちを知ることで、彼らがより身近な存在になったように感じる観察会でした。なお、当日は美浜ニュー・ケーブルテレビの取材もありました。(記・永田)
 アマガエルとヌマガエルの声を聞き分けるポイントの一つは、「ガッガッガッガッ」というヌマガエルの声の方が低く、テンポが遅いということです。ヌマガエルには二種類の声があり、もう一つの「キャウキャウ」という声はしわがれており、音程は少し高いかもしれません。(記・森田博)
  【観察した生き物】
◎聞くことが出来たカエルの声 
  ニホンアマガエル、ダルマガエル、シュレーゲルアオガエル、ヌマガエル、ウシガエル
【観察会の様子】
 
【左】カエルについて予備知識の伝授  【右】カエルの声のテープ音で振り返り


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