【行事名】 海辺の生き物観察・あいちの自然観察会
(愛知県自然観察指導員連絡協議会)
【日 時】 2008年6月21日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 美浜町野間冨具崎
【天 気】 雨⇒うすぐもり
【担 当】森田博、永田
【参加者】 16名
(会員:森田博、永田、大嶋、中井康、降幡、森田琢、浅井(名古屋支部))
【内 容】
朝からの雨。観察会開始の直前に何とか雨もあがって中止は免れましたが、雨に出鼻をくじかれ、参加者の数は例年になく少ないものでした。雨を心配しながらも何組かの家族がみえて、磯での生物とのふれあいをみなさんと楽しむことができました。今回の観察会ではいつも見られるものに加えて、縞模様がきれいな南方系の魚「カゴカキダイ」の幼魚を観察することができました。(記・永田)
【観察した生き物】
◎魚類
イソギンポ、コモンイトギンポ、アゴハゼ、アナハゼ、キヌカジカ、カゴカキダイ、メジナ、メバル、ナベカ、クジメ
◎甲殻類
イシガニ、イワガニ、イソガニ、ケアシホンヤドカリ、モエビの仲間、スジエビの仲間
◎軟体動物
ウノアシ、ヒザラガイ、ベッコウガサ、ヨメガカサ、カラマツガイ、キクノハナガイ、マガキ、ナミマガシワ、シマメノウフネガイ、シオフキ、ムラサキイガイ、ミドリイガイ、クチベニガイ、アコヤガイ、コベルトフネガイ、ウチムラサキ、サルボウ、メダカラ、スガイ、レイシ、イボニシ、イボニシの卵塊、サザエ、ツメタガイ、イカの甲
◎その他
ミズクラゲ、タテジマイソギンチャク、ヨロイイソギンチャク、フクロムシ、イワフジツボ、クロフジツボ、カメノテ、ヤッコカンザシ、ゴカイの仲間、タマシキゴカイの卵、クロイソカイメン、ダイダイイソカイメン、イソヘラムシ、シロボヤ、クモヒトデの仲間
◎海藻
ワカメ、アナアオサ、タンバノリ、ハネモ
◎植物
ハマダイコン、コウボウシバ、ツルナ、ハマウド、ハマボッス、トベラ
【観察会の様子】
【左】開始前は激しい雨でした。 【右】タイドプールは水族館、いや逆です。
【左】ハマダイコンと種子、水に浮かびます。 【右】イシガニの脱皮。
【観察会続き】
【左】激しいイ雨の中、駆けつけてよかったです。
【右】南方系の魚、カゴカキダイ。
【左】写真カードを使って、危険な生き物を説明。
【中】ミズクラゲ
【右】タテジマイソギンチャク
【左】ヒザラガイとヨロイイソギンチャク。
【中】ゴカイの仲間。
【右】ヤッコカンザシ。 正しくは巣ではなく棲管(せいかん) ゴカイの体から
分泌された石灰分によって形成される。貝類の貝殻のようなもの。
【左】タマシキゴカイ(クロムシ)の卵塊
【中】ベッコウガサ
【右】ウノアシ
【左】ベッコウガサ
【中】スガイ
【右】イワフジツボとイボニシ。イボニシはフジツボを食べます。
【左】メダカラ
【中】カラマツガイ
【右】マガキ
【左】アコヤガイ
【中】クチベニガイ
【右】コベルトフネガイ
【左】漂着した貝殻、左上からウチムラサキ、サルボウ、サザエ、中:ツメタガイ、マガキ、ムラサキイガイ、下:ナミマガシワ、シオフキ、シマメノウフネガイ
【中】同じ物の内側
【右】イワフジツボ
【左】クロフジツボ
【中】カメノテ
【右】カメノテ
【左】キクノハナガイ
【中】イシガニ
【右】イソガニ
【左】イワガニ
【中】ヤドカリのはだか
【右】モエビの仲間?
【左】スジエビの仲間?
【中】オヒラキヘラムシ
【右】クモヒトデの仲間
【左】シロボヤ
【中】メバル
【右】メジナ
【左】ナベカ
【中】キヌカジカ
【右】アゴハゼ
【左】イソギンポ
【中】アナハゼ
【右】コモンイトギンポ
【左】クジメ
【中】キヌカジカ
【右】アカニシの卵
【左】穿孔貝などが空けた穴
【中】海浜植物が生えた部分
【右】ワカメ
【左】53
【中】タンバノリ
【右】55
【左】56
【中】オゴノリ?
【右】ハネモ
【左】アナアオサ
【中】コウボウシバ
【右】ツルナ
【左】ハマウド
【中】ハマボッス
【右】トベラ