【行事名】 カエルの合唱を聞き分けよう 

【日 時】 2010年4月7日(金) 20:00〜21:00
【場 所】 美浜町、野間中学校〜野間駅
【天 気】 晴れ
【担 当】森田博、平松裕
【参加者】 大人3名
   (会員:森田博、古川、永田)
【内 容】
 昨年度から始めたカエルの鳴き声を聞き分ける観察会を今年も行いました。集合時刻の20時になっても、結局会員3名しか集まらず、淋しい観察会となりましたが、昨年にも確認できたニホンアマガエル、ダルマガエル、シュレーゲルアオガエルの3種類に加えて、昨年の観察会では聞くことのできなかったトノサマガエルのグゥウ、グゥウという力強い声を聞くことができました。見た目では区別が難しいダルマガエルとトノサマガエルですが、鳴き声の高さでは明らかにダルマガエルよりもトノサマガエルの方が声が低く、その違いをはっきりと感じることができました。日中の激しい雨も上がって、空にはきれいな星空に何基もの飛行機が行き交う様子を見ながらの観察会となりましたが、徐々に風も強まって気温も低めだったせいか、南方系のヌマガエルの声を聞くことはできませんでした。  毎年、春から夏にかけてカエルの合唱を当たり前のように耳にしていますが、そこには何種類ものカエルが混じって鳴いていることや、その声がどのカエルのものかということを意識して聞く機会まず無いと思います。一度経験すれば「こんなに違いがあるんだね。」「何種類ものカエルがいるんだ。」「こんなに簡単に違いがわかるのか。」「これはこのカエルだね。」と生物多様性を実感できる観察会です。参加者の少なさにめげず、来年度も行なう予定ですので、興味を持たれた方はぜひ来年こそ参加して下さい。(注)来年も参加者が少なければ、来年が最後の機会になるかもしれません。(記・永田)
【観察した生き物】
◎聞くことが出来たカエルの声 
  ニホンアマガエル、ダルマガエル、シュレーゲルアオガエル、トノサマガエル
【観察会の様子】
 
【左】声の主の姿を写真で確認  【右】カエルの声をテープで復習


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