【行事名】 里山を照らすヒメボタルを観察しよう

【日 時】 2004年5月22日(土) 9:30〜12:00

【場 所】 美浜町時志観音

【天 気】 晴れ、風も無くおだやか

【参加者】 参加者100以上
        (会員:池田、鈴木純、森田、永田、降幡)

【内 容】
 今年のヒメボタルの鑑賞会は人出も最高でしたが、ヒメボタルの発光頭数も最高でした。こんなことは今まで珍しいことです。今年参加した皆様は、近年まれにたくさんのヒメボタルを見たのです。ヒメボタルは年により発光時期が変わります。これはサクラの開花と同じように積算温度によるのではないかと考えられています。発光期間もサクラの開花期間と同じようにせいぜい10日ほどです。サクラの見ごろは1週間ほどありますが、ヒメボタルのピークは1日から3日です。ちなみに、ヘイケボタルは4月から9月ごろまで見られます。ヒメボタルの発光時期は暖かい地方のほうが早く、三重県の御在所岳では7月になります。発光開始時期が積算温度であるならば、美浜町と東海市とでは、一般的に東海市の方が遅くていいはずです。ところが今年は同じ時期でした。ヒートアイランド現象でしょうか。地球温暖化を考えたとき、過去、現在、将来はどうなるでしょうか。皆さん注目してみましょう。
 時志観音様お騒がせしてすいませんでした。毎年ワイワイガヤガヤご迷惑をおかけしています。

【観察会の様子】

 
【左】地元布土小学校の校長先生がヒメボタルの観察会のお話を学校で紹介していただいた関係でしょうかたくさんの方が参加されました。
【右】知多自然観察会の担当者が大きい声でヒメボタルについてお話をしています。しかしこの画面では声は聞こえません。

 
【左】たくさんのヒメボタルが発生しています。見えますか?私には見えます。デジカメでは無理でした。しかし、参加した人の目の中には未だ残像が残っていることでしょう。
【右】これがヒメボタルです。ピンボケですいません。


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