【行事名】 生き物が盛んに活動する春を見つけよう
【日 時】 2006年4月8日(土) 9:30〜10:35 * 急な雨で途中で解散
【場 所】 東浦高校北
【天 気】 晴れ→寒冷前線通過の強風雨
【参加者】 一般 大人0人、子供2人
(会員:田中,岩本,浅井,平松俊,竹内秀,中井康,榊原正)
【内 容】
朝、雨がふったので今日はもう降らないだろう。天気も良いし桜も咲いているし・・・参加者はいないけどいつものメンバーで出発!去年より少し季節の巡りが遅いねなどと話しながら行くと、アケビの花がちらほら咲き出していた。と、パイロットならぬ「キチョウ」が飛んでいった。新しく「富士見台」の札が立っていたが、竹の侵入が激しくこのままではせっかくの札もそのうちみえなくなってしまいそうだった。
シャシャンボの花芽と芽の違いが分かることも発見。そのうちに、土でできた蜂の巣を発見!ドロバチのなかまだろう・・・と、中を割ると黄色い幼虫がいっぱい。(なんだかおいしそう!)シャーレに入れて持ち帰ることにしたが、その後、ピクリともうごく気配はない。平松さんが、「ヒシモンナガタマムシ」を捕まえて教えてくれた。確かにタマムシの形をしていて、背中に菱形の模様がある。でも・・・大きさは1p無い。ずいぶん小さいですね。というと、これでも大きい方で、タマムシのなかまは2oほどのものが多いのだそうだ。イスノキに今年も花が咲いていた。そして、虫えいも。いつもとちがうピンクの花のような虫えいも見られた。イスノキのいろいろな虫えいはみんなアブラムシのなかまが作っているものらしいことが分かった。ここまで観察したところで、西から黒雲が押し寄せてきてバラバラと雨が・・・10分待ってやんだら継続。としてひとまず車の中へ避難。しかし、風も強く気温も下がってきたし、雨もやみそうになかったので泣く泣く中止とし、解散した。(記・竹内秀)
【観察会の様子】
【左】集合場所。この時刻は気持ちのよい春の日和でした。
【右】集合場所では、早速、指導員の情報交換…写真クリック→さくら石(京都府内で採集とのこと)
※ 詳しいことは岩本さんにお尋ね下さい。
【左】アケビが、あちこちで、満開でした。
【右】(続き)のページに載せてある“木についていた土づくりの巣”を解剖して、観察しているところです。