【行事名】 身近にあるキノコを見つけよう

【日 時】 2005年10月1日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 東浦町高根の森
【天 気】 晴れ、10月というのにツクツクホウシがなき、暑かった。
【参加者】 一般 大人1人、子供1人
        (会員:降幡、竹内秀、岩本、浅井、森田、桑原、中井康)
【内 容】
 9:30〜 高根の森駐車場に集合。紹介のあと、各自森の中へ入ってキノコの採集。10:45〜 キノコの名前を調べました。今年の9月は雨らしい雨もふらず、秋野菜の苗をぞだてるのに苦労をしているほどである。そのためか、今までになく見られたキノコの数も少く不作でした。
 今回は、一般参加者が 少なかったので、採集したキノコを試食してみました。試食したのはベニタケの仲間のカワリハツです。ベニタケという名前がついたとおり、傘の表面が赤系統の物が多く、同定するのに苦労します。有毒なドクベニタケや味が辛いチシオハツなど様々で、種類もたくさんあります。カワリハツは、燻製にして試食してみました。普段、野生のキノコを食べていませんし、カワリハツは商店で売られていません。味見は皆さんが恐る恐るしました。最初に試食した人は「癖が無く、味がよい」との回答。遠慮し、手を出さなかった人も味見をしました。結果は全員「癖が無く、味がよい」でした。ところで、キノコの毒は味とは関係が無いそうですから注意してください。聞くところによると、ツキヨタケは味がよいそうで、御代わりをした人は幾日か病院に入院したそうです。それからキノコ中毒は早い人で2時間後からだそうです。キノコの種類によっては4、5日してから発症するドクササコのようなものが有るから注意が必要です。
【観察した生き物】
◎キノコ 
  カワリハツ、アラゲキクラゲ、シラタマタケ、カワラタケ、コツブタケ、ウスヒラタケ、ヒメカタショウロ、オニテングタケ、モミジウロコタケ、ウズラタケ、コウヤクタケ、マンネンタケ
   
【観察会の様子】
  
【左】今回、試食をしたカワリハツです。
【右】人工栽培され、中華料理などに使われるアラゲキクラゲです。

  
【左】シラタマタケ。丸い玉を割った状態です。成熟すると虫を集めるために腐った匂いがします。
【右】森の中で、ヒバカリというヘビに出会いました。やさしいヘビですので子供たちが触っています。

観察会の様子(続き)
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