【行事名】 デデムシと小さい太郎のカブトムシを探そう
【日 時】 2006年8月6日(日)
【場 所】 雁宿公園近くの半田球場北西エリア(半田市)
【天 気】 晴れ
【参加者】 一般 大人6人、子供7人 CACの方2名
(会員:榊原正,大橋,牧野)
【内 容】
猛暑最中。きっと、虫さんたちも、木陰でじっとしていたいのでしょう。集合場所の駐車場では何もいません。それでも、集まった子は、捕る気マンマンです。
観察会のコースは、雁宿公園駐車場→市営プール跡→交通公園跡→半田球場の西斜面でした。
下記掲載の写真にはありませんが、パパ、ママのがんばりもあってか、セミなどはもちろんとしても、アオスジアゲハ、オニヤンマ、カブトムシもゲットできました。ちなみに、オニヤンマのゲットは知多自然観察会の行事の中では、大変珍しいことです。
童話「小さい太郎の悲しみ」かぶと虫で遊ぶ太郎の物語。また幼年童話「ででむしのかなしみ」はかたつむりの殻に悲しみを背負った皇后さま推薦の童話。またこの公園には詩「貝殻」の文学碑があります。
半田球場西のクヌギ林で下見ではスズメバチはおろかカブトムシも確認できなかったと説明しながら、ハチに対する注意を説明。
榊原先生が、子供たちウラジロの茎で馬飛ばしを指導。一人生えのぶどうに実がなり、子供が楽しんでいた。タラノキ、ツルドクダミを観察。
アベマキかクヌギか区別は難しいがコルク質がないので、クヌギ林ということで、林に入る。なんとかカブトムシをゲット。今年は樹液が全く出ておらず、スズメバチの羽音は聞かれなかった。
今年もCACの方が取材にみえ、とても暑いなかそれなりに楽しんでみえました。CACさんに感謝。
【観察会の様子】
【左】駐車場の隣の木陰で、お話し。新美南吉シリーズの観察会なので、作品に出てくる植物が中心。写真は、つい先日、売り出された「南吉記念切手アルバム」を見せているところ
【右】道路脇に本物のブドウの木があって、まだ青いけどそれなりの房がぶら下がっていたので、子どもたちはゲットして、虫かごに入れていました。
【左】道路脇の木々が伐採されていたので見通しがよく、説明に熱が入っているところ
【右】イヌザンショウにアゲハの幼虫がいました。サンショウもミカンの仲間なので、アゲハが来て卵を産みます
【左】ウラジロの群落があったので、例のウマ(馬)を作って、飛ばしやっこ
【右】この林の中で、カブトムシの雌を見つけたお父さんがいました。今年は例年になく、樹液も出ていなくて、カブトやクワは無理だなと思っていましたが、見つけたので、参加者は希望を持ちました。朝早く来ようとか…。
まとめのお話し