【行事名】 灯火に集まる虫と鳴く虫の声を聴こう

【日 時】 2010年7月30日(金) 19:30〜20:40
【場 所】 知多市梅の館
【天 気】 晴れ
【担 当】南川、小島
【参加者】大人3名(男性2名・女性 1名)子供3名  梅の館職員1名 岡戸氏
   (スタッフ:南川、小島、降幡、吉房、中井(康)・平松(俊)・古川・大野)
【内 容】
 毎日35度を超える猛暑が続きましたが、観察会の前日に久しぶりに雨が降り、気温が少しだけ下がりました。参加者は2家族と少な目でしたが、元気のいい子供たちで、セミを捕ったり、カブトムシを捕っては大きな声でお父さん、お母さんに報告していました。今回の観察会で驚いたことは、名前が書かれたカブトムシが捕れたことです。カブトムシの地域性は、よく知りませんので、余計なことかと思いますが、 誰かが飼育していたのが逃げ出したのか、飼育できなくて逃がしたのか、わかりませんが、外来生物と同じように、生態系に影響を及ぼす行為かと心配です。交通網の発達、経済の発展とともに、生物の分布が変化している現状を認識して、観察しなければならないと改めて感じました。 (記・南川 )
【観察した生き物】
◎植物 
  ツバキの果実
◎昆虫
 スジベニコケガ、ヨモギネムシガ、シロオビノメイガ、アカマダラメイガ、キマワリ、シデムシ、ヒメガムシ、アオドウガネ、カブトムシ、ヒメコガネ、ウスバカミキリ、ヨツボシケシキスイ、キノコムシ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツチカメムシ、オオホシカメムシ、ミナミアオカメムシ
◎その他
 トビズムカデ、アマガエル
【観察会の様子】
 
【左】自己紹介をしていま。  【右】ナイトハイク、懐中電灯で虫さがし

 
【左】水銀灯で虫集め  【右】スジベニコケガ


【観察会続き】

【左】収穫がたくさんありました。
【右】アブラゼミがいるよ


【左】ヨモギネムシガ
【中】シロオビノメイガ
【右】シャクガ類


【左】アカマダラメイガ
【中】キマワリ
【右】オオヒラタシデムシ


【左】ヒメガムシ
【中】アオドウガネ
【右】ヒメコガネ


【左】カブトムシの雄(体の色ツヤから雄だと思います)
【中】アオドウガネ
【右】ウスバカミキリ


【左】カブトムシ♀とヨツボシケシキスイ
【中】マスタケ老菌?とモンキゴミムシダマシ
【右】持ち主の名前が書かれたカブトムシが灯火にやってきました。


【左】ハイイロゲンゴロウ
【中】マダラスズ
【右】ウマオイムシ♂(ハヤシとハタケの2種類ありますが鳴声でしか区別できないそうです)


【左】アオヒゲナガトビケラ
【中】クロゴキブリ?雌(卵鞘があるので雌で、ヤマトゴキブリの雌は羽が短いのでクロゴキブリと思われます。クロゴキブリは屋内にしかすまないと思っていましたが、もともと野外に住む外来種でヤマトゴキブリを屋外に追い出したのだそうです)
【右】アブラゼミ


【左】アブラゼミ羽化
【中】ニイニイゼミ
【右】ツチカメムシ


【左】オオホシカメムシ
【中】イチモンジカメムシ
【右】トビズムカデ


【左】アマガエル
【右】ツバキの果実


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