【行事名】 灯火に集まる虫とヘイケホタルの観察

【日 時】 2010年6月25日(金) 19:30〜21:00
【場 所】 知多市梅の館〜佐布里池堤
【天 気】 曇り
【担 当】平松俊、降幡
【参加者】   24 名
   (スタッフ:平松俊・山本・大野・平田・吉房)
【内 容】
 梅雨の合間で、ホタルが飛んでいるか、大変心配でしたが、田んぼや樹木の間で光るヘイケホタルを見付けると、子供達の「ホタルだ〜」と歓声があがり、ほっとしました。あぜ道では、子供の手にホタルがとまったり、見付けたホタルを捕まえたり、大喜びでした。参加した、お父さんもお母さんも「こんな身近でホタルを見ることが出来てうれしいです。」と口々におっしゃってました。また、街灯があるところでは、ホタルがいなくなることを経験できてよかったです。灯火採集では、沢山の生き物が集まりました。(吉房記)
【観察した生き物】
◎昆虫:灯火以外
 ナガヒョウタンゴミムシ(?)、ゴモクムシ類、アトボシアオゴミムシ(?)、ミイデラゴミムシ、カナブン、コカブトムシ、サビキコリ、ヘイケボタル、ユミアシゴミムシダマシ、ルリゴミムシダマシ、コスナゴミムシダマシ、キマワリ、キマダラカミキリ、ミヤマカミキリ
◎昆虫:灯火
 アオイラガ、ウスキツバメエダシャク、メイガ類などガ多種、ゴモクムシ類、コガシラハネカクシ類、アオバアリガタハネカクシ、ヒメガムシ、ドウガネブイブイ、セマダラコガネ、オオクロコガネ(?)、クリイロコガネ(?)、キマダラカミキリ、ニイニイゼミ、ツマグロヨコバイ、バッタ類(幼)、キリウジガガンボ類、ユスリカ類、ウシアブ類、ヒメバチ類、羽アリ
【観察会の様子】
 
【左】本日の予定をお話  【右】梅の館では七夕準備

 
【左】クチナシの匂いを嗅いでいます。  【右】カブトムシの仲間をゲット


【観察会続き】

【左】観察できた虫をまとめています。
【中】ヒトリガ類(ヒトリガは独蛾ではなく火(又は灯)取蛾だそうで灯に来る蛾を意味するそうです)
【右】ウスキツバメエダシャク(灯火の常連です)


【左】アオシャク類(アオシャクはたくさんの種類があり、同定に苦労します)
【中】ヤガ類(ヨトウガなどヤガには農作物の害虫がたくさんいます)
【右】ユミアシゴミムシダマシとチャコウラナメクジ(外来)


【左】コカブトムシ
【中】ユミアシゴミムシダマシ
【右】キマダラカミキリが結婚していました。


【左】サビキコリ
【中】カナブン
【右】ヘイケボタル


【左】ナガヒョウタンゴミムシ(?)(一見クワガタに似ています)
【中】ヨツボシケシキスイ?
【右】コイチャコガネ(それほど濃いとは思えないが濃茶コガネだそうです)


【左】ドウガネブイブイ
【中】クリイロコガネ
【右】左、コイチャコガネ。右、ヒメガムシ


【左】ハネカクシ類(灯火観察でしか見ない種類が多いです)
【中】アオバアリガタハネカクシ(刺されると火ぶくれになります)
【右】バッタ類の幼虫(幼虫は飛べないので付近の芝生にいたのでしょう)


【左】ヤブキリ(♀)(樹上性で肉食性です)
【中】ニイニイゼミ
【右】ツマグロヨコバイ


【左】ウシアブ類(ウシアブの幼虫は肉食性でミミズなどを食べるそうです)
【中】ダンゴムシとアリの仲間
【右】ガガンボの仲間


【左】ホウネンエビが水田で見られました。
【右】ヒバカリが水田にカエルを食べに来ていました。


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