【行事名】 朽木の虫さんを探そう


【日 時】 2010年2月20日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 知多市大同グランド周辺の林
【天 気】 晴れ
【担 当】平松俊、大野
【参加者】一般 0名  
   (会員:平松俊、大野、浅井、古川、森田博、中井康、蔦谷、吉房、大川)知多市環境政策課 2名
【内 容】
 寒い時期は一般の参加者が少ないのが残念です。こんな日は会員の研修会となります。9時30分を過ぎたので旭公園北駐車場から大同グランド周辺の林に向かいました。途中にAさんが栗の枯れ枝コンコンと叩いてアオモンカメムシを採取しました。大同グランドの林も竹の侵食が激しくてコナラ、クスノキ、ヒサカキぐらいしか見当たりません。竹藪の中にはコナラの倒木がたくさんあったので引っ張り出してブルーシートの上でドライバーや鉈などで解体しました。ゴミムシダマシが2種類見つかったので虫めがねで確かめました。ヨツコブゴミムシダマシとエグリゴミムシダマシでした。ムカデがたくさん出て来るので素手は危険ですが小さな虫にはつい手が出ます。更にモンキゴミムシダマシも見つけてゴミムシダマシは3種類となりました。アマガエルも木の中で越冬中でした。観察会が終わり近付いた頃日射しを受けて暖かくなった朽木からコクワガタの雌が這い出してきてみんなを喜ばせました。後片付けをしてから現地解散としました。(記・大野)
【観察した生き物】
◎昆虫
 アオモンカメムシ、クチキムシ、アオズムカデ、トビズムカデ、ヒゲジロハサミムシ、ヨツボシゴミムシダマシ、エグリゴミムシダマシ、モンキゴミムシダマシ、コクワガタムシの雌、キマワリの幼虫、カミキリムシの幼虫、シロアリ、ダンゴムシなど
【観察会の様子】
 
【左】集合場所で  【右】アオモンカメムシ

 
【左】何かを発見  【右】陸棲のマキガイ ナミキセル?


【観察会続き】

【左】ヨツコブゴミムシダマシ(オスは前胸背前部に4個のコブ状突起があり、ほとんど一生朽ち木中で過ごします) 
【中】ムカデ
【右】クチキムシ


【左】モンキゴミムシダマシ(サルノコシカケなどのキノコに集まります。知多の朽ち木観察会で見るのは初めてと思います)
【中】カミキリムシの幼虫
【右】掌中の珠に瑕 右の触角が


【左】アマガエル
【中】キマワリの幼虫
【右】それぞれに

 





【左】コクワガタムシの雌


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