【行事名】 冬に長旅して来た身近な野鳥を観察しよう
       鳥さんの食事となる森の虫を観察しよう


【日 時】 2010年1月9日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市梅の館⇒佐布里池
【天 気】 晴れ
【担 当】南川
【参加者】大人名(男性2名・女性 1名)子供1名  梅の館職員1名 岡戸氏
   (会員:南川・古川・吉房・山本(辰)・中井(康)・平松(俊)・大野・森田(博)・蔦谷)
【内 容】
 風もなく小春日和の絶好の観察会日和である。神野さんがあらかじめ用意されたA−4資料「冬鳥の観察会・見られそうな鳥たち」と鳥のチェックリスト表と観察ポイント等の説明後フィ−ルドに出る。
 コースは梅の館を出て佐布里池の北西の岸辺を南西に移動しながら水辺の鳥たちと山茶花の蜜を求め、木立に飛び交うメジロ・林床や畑の地面でえさをついばむムクドリ・ツグミ等のそれぞれの鳥たちが自分にあった環境の中で寛ぐ、多くの野鳥たちの鳴き声と姿が見られた。
 少し気になったのは、ガチョウにエズケされている方がいた。(ガチョウはえさを求めて来るが同地区に泳いでいるカルガモは寄らず少し安心)カワウの営巣の場所が少し減少し、地域も東に移動しているようである。
 梅の花も膨らみかかり、暦の大寒を前にして春の足音を感じた観察会であった。(記・南川)
【観察した生き物】
◎鳥
 メジロ・ヒヨドリ・ハシボソカラス・ハシブトカラス・カワラヒワ・ツグミ・ノスリ・ムクドリ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・コゲラ・カシラダカ・スズメ・ウグイス・ホオジロ・アオジ・キジ・キジバト・モズ・シロハラ・カワセミ・カルガモ・マガモ・カワウ・カイツムリ・ガチョウ(26種)
◎植物 
  ピラカンサ、サザンカ、ウメ、
◎昆虫
 ヨトウガ類?(幼)、ヒメゴミムシ?、ウリハムシ、ヨモギハムシ、ヨツボシテントウダマシ、コウチュウ類(幼)、アオモンツノカメムシ、サビヒョウタンナガカメムシ?、フタモンホシカメムシ(幼)、ガガンボ類、ユスリカ類、ハナアブ、クロヒラタアブ?、ツマグロキンバエ、オオクロバエ?、ハエ類、ハチの仲間、クロヤマアリ、モリチャバネゴキブリ
【観察会の様子】
 
【左】鈴なりのピラカンサの実、実が不味いので鳥たちも最後の餌になるとか?
【右】ガチョウ・カルガモたち

 
【左】岸辺の木立にカワセミが・・・見えますか想像してみてください私のカメラでは限界です。
【右】左のカワセミに皆さんが集中されてます。


【観察会続き】

【左】これは何だろう?? コゲラかきつつきの仲間の仕業?
【中】サザンカの花にハナアブがいました。
【右】梅の花がほころび始めてました。春はすぐそこに


【左】ヨトウガ類?の幼虫(側溝の落葉下に隠れていました)
【中】コウチュウ類?の幼虫(側溝の落葉下に何匹もいました)
【右】モリチャバネゴキブリの幼虫(夏と異なり見つけるのに苦労しました)


【左】ヒメゴミムシ?(側溝内の落葉下に見られました)
【中】ウリハムシ(トイレ内の壁に止まって冬越していました)
【右】ヨモギハムシ(側溝内にたくさん見られました)


【左】ヒメゴミムシ?(寒さ?で何匹も死んでいました)
【中】ヨモギハムシ(No.3以外の側溝にも見られました)
【右】ヨツボシテントウダマシ(そうりの冬の側溝で見られる虫の定番です)


【左】アオモンツノカメムシ(枯れ木の樹皮をはがしたら集団越冬していました)
【中】サビヒョウタンナガカメムシ?(枯れ草の下で見つかりました)
【右】フタモンホシカメムシ?の幼虫(側溝で見つけました)


【左】オオクロバエ?(あちこちの木や草の幹や葉の上で見ました)
【中】ハエ類(真冬でも晴れた日にはハエの仲間をよく見ます)
【右】クロヒラタアブ(成虫越冬するようで花の上でよく見ます)

 





【左】ツマグロキンバエ(四季を通じて花の上に見られます。知多の花で見る虫の代表でしょう)


アルバムへ   トップページへ