【行事名】 虫の声を聴きながら 星空を見よう
【日 時】 2009年9月18日(金) 19:00〜21:00
【場 所】 知多市梅の館
【天 気】 晴れ
【担 当】小島 、平松俊
【参加者】 15名
(会員:小島、平松俊、大野、降幡)
【内 容】
観察会の始まる午後7時ごろは曇り空で星の観察は期待できな虫探しに没頭しました。バッタやコオロギやゴミムシを追いかけながら、林の中に入りました。シイの木の下の落ち葉をかきのけると、次から次えとやや小型のコオロギが飛び出してきました。ツヅレサセコオロギという名前ですが、「こんない状況でした。そこでまず参加者の皆さんにラジカセで虫の声をお聞かせしてHさんが虫の名を紹介しました。屋外に出てみるとやかましいほどの虫の声でした。最近急に増えてきた外来種のアオマツムシの大合唱でした。そのためにほかの虫たちの声が聞き分けられません。「耳」がだめなら「目」を使おうと草の根をかき分けたり、落ち葉をかきのけたりしながら虫たちを探しました。バッタやコオロギを追いかけながら林の中に入りました。シイの木の下の落ち葉をかきのけるとやや小型のコオロギが次から次へと飛び出してきました。ツヅレサセコオロギと呼びますが、「こんなに多いのは珍しい。」とのHさんの感想がありました。林から戻って、前もって設置しておいた灯火装置に集まった虫たちを紹介して解散としました。
そのあとで、カブトムシやクワガタムシがいなくて残念そうな子供たちのために観察員が、とっておきの場所に案内してコクワガタの雌と雄を採取しました。このころになってようやく雲が切れて天体望遠鏡で木星と4つの惑星を見ることができました。あきらめなかった人に幸運の訪れた観察会でした。(記 大野)
【観察した昆虫】
◎ナイトハイク:
コクワガタ、コカブトムシ、アトワアオゴミムシ(?)、ユミアシゴミムシダマシ、ニジゴミムシダマシ(?)、エンマコオロギ、ミツカドコオロギ、オカメコオロギ、ツヅレサセコオロギ(異常に多かった)、スズムシ(声)、マツムシ(声)、アオマツムシ(声)、クルマバッタモドキ、オンブバッタ、オオモンシロナガカメムシ
◎灯火:
アヤナミノメイガ(?)、ナカグロクチバ(?)、キバラゴマダラヒトリ(?)などガ多種、アオドウガネ、ビロウドコガネ類、クロゴモクムシ(?)、サビキコリ、ツヅレサセコオロギ、マダラスズ、ヒシバッタ類、ケラ、オオホシカメムシ、フタモンホシカメムシ、カスミカメムシ類、コガタスズメバチ、ヒメバチ類
【観察会の様子】
【左】開会で予定と見所のお話 【右】テープレコーダーで虫の音を聞く
【左】早速、ゲット 【右】朽木に何かいたみたい
【観察会続き】
【左】いろいろなみしに出会えました。
【右】オオホシカメムシ
【左】灯火を好む虫がたくさん集まりました。
【中】木星の衛星が4個きれいに見えました。
【右】アトワアオゴミムシ?
【左】クロゴモクムシ?
【中】アオドウガネ
【右】サビキコリ
【左】ユミアシゴミムシダマシ
【中】コクワガタの♂、♀が恋をしていました。
【右】ビロウドコガネ
【左】14
【中】15
【右】16
【左】17
【中】18
【右】19
【左】20
【中】ナカグロクチバ?
【右】アヤナミノメイガ?
【左】マダラスズ
【中】キバラゴマダラヒトリ?
【右】オカメコオロギ♀?
【左】ヨモギトリバガ?
【中】ヒシバッタ類
【右】マダラスズ♀
【左】ケラ
【中】カスミカメムシ類
【右】ヒメバチ類
【左】コガタスズメバチ
【中】ダンゴムシ類
【右】コフキサルノコシカケがクスノキに生えていました。