【行事名】 灯火に集まる虫とヘイケボタルの観察

【日 時】 2009年6月12日(金) 19:00〜20:30
【場 所】 知多市旭公園〜大同グランド周辺
【天 気】 晴れ、風弱し
【担 当】平松俊、小島
【参加者】  一般 21名、および地域文化センター担当者2名
   (会員: 平松俊、小島、霜鳥、森田、大野、中井康、降幡)
【内 容】
 晴れて暖かく、夜間観察として好天に恵まれた。18:20大同グランドに到着、小島さんと灯火装置を例年のようにバックネットを利用してグランド北西に設置した。19:00旭公園北Pに集合し、挨拶、コース、注意事項説明のあと、指導員の自己紹介をして霜鳥さんの先導で大同グランドに19:20に到着した。灯火に虫が集まるまで、いつものようにナイトハイクを行った。降幡さんからミイデラゴミムシやモリチャバネゴキブリの説明を聞きながら東の水田へ移動した。夏至も近く、19;30はまだ明るい。必死にヘイケボタルを探したが案の定まったく見つからない。20:00近くなって暗くなり、やっと一匹見つかってからは、ぱらぱら見られるようになりほっとした。採っていけないのがルールだが、寂しそうに眺めているのを見かねて女の子に一匹採るのを許した。虫かごで光るホタルを見て、家族全員大喜び、ホタルの歌の合唱までおきた。採るのは良くないとわかっていても、考えさせられる思いがした。灯火観察場所へ戻る途中の茂みのクヌギで待望のコクワガタやキマダラカミキリも見つかりナイトハイクはさらに盛り上がった。一方、灯火のほうは去年に続いて虫が少なく、ガはそこそこ見られたが、コガネムシの仲間はセマダラコガネ1種類が来ただけでがっかり、常連さんのアオドウガネは2年続けて見られず、何か異変が起きているのだろうか。集まった虫の説明をして20:30きっかりに観察会を終了した。(記・平松俊)
【観察した生き物】
◎昆虫
 灯火:スジベニコケガ、メイガ類数種、ナミガタスジナミシャク、アツバガ類、アオバアリガタハネカクシ、コガシラハネカクシ類、キベリカワベハネカクシ(?)、ハネカクシ類数種、セマダラコガネ、コシマゲンゴロウ、コガムシ、シラオビゴマフケシカミキリ(?)、アトモンマルケシカミキリ(?)、トビイロマルハナノミ、ケシキスイ類、ツマグロヨコバイ、シロミャクイチモンジヨコバイ(?)、イナズマヨコバイ、ヨコバイ類、コガシラウンカ類、コガタシマトビケラ類、キイロホソガガンボ、ユスリカ類、コマユバチ類
灯火以外:ミイデラゴミムシ、マメゴモクムシ類、コクワガタ、ナガチャコガネ、セマダラコガネ、キマダラカミキリ、セミスジコブヒゲカミキリ(?)、キマワリ、ユミアシゴミムシダマシ、オオスズメバチ、モリチャバネゴキブリ(多い) 
◎その他
 ヤマナメクジ、ザトウムシの仲間
【観察会の様子】
 
【左】虫好きな家族が集まってきました。 【右】落ち葉の中にミイデラゴミムシがいました。別名、ヘッピリムシ

 
【左】ヘイケボタルが今年も健在でした。  【右】ヘイケボタルを上から見たところ


【観察会続き】

【左】ホタルが見えてよかったです。ホタルの水田は、未だ稲が植えられていませんでした。
【右】ヤマナメクジいわゆるオオナメクジです。


【左】発電機をセット
【中】ナイトハイクで虫観察に
【右】コナラに虫がいました。


【左】灯火に虫がたくさん集まっていました。今年はコガネムシの仲間が来ませんでした。
【中】9
【右】アワノメイガ?


【左】コスズメ
【中】12
【右】スジベニコケガ


【左】キベリハネボソノメイガ
【中】ウンモンツマキリアツバ
【右】16


【左】ハナオイアツバ
【中】18
【右】ベニヒメシャク


【左】20
【中】21
【右】セミスジコブヒゲカミキリ?


【左】キマダラカミキリ
【中】ナガチャコガネ
【右】コクガタ


【左】コシマゲンゴロウ
【中】セマダラコガネ
【右】コガムシ?


【左】キイロホソガガンボ?
【中】ヨコバイの仲間
【右】オオスズメバチ?


【左】落ち葉の中の虫
【右】ザトウムシの仲間


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