【行事名】 春の野草や虫さんに会いに行こう

【日 時】 2008年4月12日(土) 9:30〜11:20
【場 所】 知多市梅の館周辺
【天 気】 晴れ
【担 当】 山田絹、大野
【参加者】一般 7名(大人3名 子供4名)
   (会員:山田絹、大野、吉房、蔦谷、中井康、加藤、森田、今西、村瀬、古川、岩崎、平松俊、)
【内 容】
 晴れていましたが少々気が引ける天気で、寒さを少し感じる北西の風が少しありました。風裏で日当たりのよい水利神社の東斜面でまず観察しました。まだ残っていたソメイヨシノの花にはメジロが蜜を吸いに集まり、樹の根元の方にはヨコズナサシガメの幼虫がいました。ハナノキは赤い雄花を垂らしていました。最近の二度の大雨で斜面は緑に覆われ、その中に黄色いタンポポの花が鮮やかに咲いていました。そんな中にモンシロチョウ、シジミチョウの仲間が飛び交い、子供たちは追いかけるのに夢中でした。草の間に卵を抱えたコモリグモの仲間が走り、ギシギシの葉には、ルリハムシの幼虫と成虫もいました。最後になってやっと常連のキチョウが姿を現しました。終了の時間が近づいたころ随分暖かくなりましたので芝生広場でおさらいをして解散をしました。(記・大野)
【観察した生き物】
◎植物 
 タンポポ、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、オニタビラコ、コオニタビラコ、ハルノノゲシ、オニノゲシ、ハコベ、ナズナ、ホトケノザ、ヘビイチゴ、ヤエムグラ、スイバ、ギシギシ、コバンソウ、カラムシ、イタドリ、カタバミ、ヒメオドリコソウ 、オオジシバリ
◎チョウ、ガの仲間
 モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ナミアゲハ、キバラゴマダラヒトリ、オビカレハ
◎ハエ、アブの仲間
 シマハナアブ、ホソヒラタアブ、ナガヒメヒラタアブ、ホソツヤヒラタアブ(?)、クロヒラタアブ(?)、オオクロバエ、キンバエの仲間、ミバエの仲間、ユスリカの仲間
◎コウチュウの仲間
 ナナホシテントウ、ナミテントウ、コガタルリハムシ、ウリハムシ、クワハムシ、マルガタゴミムシ(?)、マルガタゴモクムシ(?)、ゴモクムシの仲間
◎カメムシの仲間
 ヨコズナサシガメ(幼)、ビロウドサシガメ、ツチカメムシ、ミツボシツチカメムシ、ヒメナガカメムシ、アメンボ、アブラムシの仲間
◎その他の昆虫
 ヒシバッタ、ノミバッタ、キリギリス(幼)、セイヨウミツバチ、カブラハバチの仲間、ハナバチの仲間、ベッコウバチの仲間、クロヤマアリ、モリチャバネゴキブリ、ヒゲジロハサミムシ
◎鳥
 
◎その他
 
【観察会の様子】
 
【左】ヒメオドリコソウ。可愛い踊り子に見えます。  【右】オニノゲシ。

 
【左】キハラゴマダラヒトリ  【右】オオジシバリ。


【観察会続き】

【左】オビカレハの幼虫の群れ。梅の木についていたが、桜の木でもよく見かける。
【右】ヨコヅナサシガメ。桜の木で見ることが多い。成虫越冬。


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