【行事名】 知多市・大草公園周辺の「朽木の虫探しと初春の生き物観察」(地域文化センター主催)
【日 時】 2008年3月8日(土) 9:30〜11:30
【場 所】 知多市・地域文化センター ⇒大草公園周辺域
【天 気】 快晴(移動性高気圧に覆われ春の陽射しが---)
【担 当】 南川 陸夫、沖田 正和
【参加者】 一般 21人(内、 子供さん11人)
(会員:南川、沖田、平松俊、中井康、浅井、山本辰、門脇家族、小川、吉房、牧野、山田絹、高橋千)
【内 容】
天気予報どおり春本番を思わせる陽気の中、大勢の参加者がセンター内に集合,観察路,注意等を聞き地蔵寺へ移動です。観察開始間もなく階段を降りた池の囲いに水辺の宝石・カワセミのお迎えを受け暫しウオッチング,大草公園に着き虫探しです。女王バチだけが越冬するコガタスズメバチを見付けました。普通,サクラやエノキの朽木に息むタマムシの幼虫が珍しくブナ科の木で発見。コクワ,キマワリの幼虫は沢山見つけましたが残念ながら子供さん達期待のカブトは一匹も見付かりません。棲み処に適した朽木,土壌が見当らなかった様です。ブルーシート上に探した虫さん達に登場願い,皆で分ち合いや幼虫が上手く羽化する飼育法の説明を受け青空一杯の天空を仰ぎながら解散しました(記・沖田)
【観察した生き物】
◎昆虫(幼虫)
キマワリ、クワガタ、コクワガタ、カミキリ、タマムシなど
◎昆虫(成虫)
コガタスズメバチ(♀)、タマムシ、ヒシバッタ、ヒゲジロハサミムシほかハサミムシの仲間、ダンゴムシ、ゲジ、ウメマシオオアリ、ヤスデ、トビズムカデ、アオズムカデ、クロウリハムシ、コメツキムシ、モリチャバネゴキブリほか
◎植物
マテバシイ、コナラ、センダン、ハゼノキ、ツバキなど
◎鳥
カワセミ、メジロ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、キジバト、カルガモ、ハシブトガラスなど
◎その他
アマガエル、カワラタケ、ヒトクチタケ(?)、サルノコシカケ、ナメクジ、クマゼミの抜け殻、ワシタカ類の尾羽根
【観察会の様子】
【左】地蔵寺から大草公園へ、さあ〜、出発しよう! 【右】クヌギの朽木から珍しくタマムシの幼虫を発見
【左】ナメクジが木の葉の下で眠っていました。 【右】カミキリの幼虫が朽木でお尻を出していました。
【観察会続き】
【左】またタマムシの幼虫が出てきました。
【中】もう、大人も夢中になっていました。
【右】体長5cm余のウスバカミキリの幼虫です。
【左】アオズムカデという大ムカデの仲間で、毒性が強いから注意しましょう。
【中】おやっ 何かいるぞ!夢中になっています。
【右】目を覚ましたアマガエルさん(ごめんなさいね)
【左】ゲジ(俗称:ゲジゲジ)を見つけました。
【右】コクワガタの幼虫(♀と♂かな?)