【行事名】 初冬の知多市・日長神社周辺のもみじを観察しよう 

【日 時】 2007年12月1日(日) 9:30〜11:15
【場 所】  知多市日長神社周辺域
【天 気】 快晴
【担 当】 蔦谷、小川
【参加者】  一般参加者なし
   (会員:蔦谷、小川、森田、中井康、浅井、高橋(ご夫妻))
【内 容】
 今回は会員のみの観察会となりました。社手前の生垣でマンリョウの赤い実に迎えられ社裏側の道を辿ると陽射しに映え葉が朱、黄色に染められた紅葉が目に射るようです。その紅葉の種を啄ばむメジロの枝から枝への飛翔は屏風画を見ているようです。イヌホウズキも可憐な白い花を付けていました。草木で湿度が保たれ暖かさを感じます。その昔、景行天皇皇子日本武尊がこの地を訪れ里人にこゝの地名、日の暮れる方位を尋ね里人が“日は未だ高し”と答えると尊は、ではこゝを「日高」と呼ぶがよいと仰せられ後に「日永」に、江戸中期『日長』となった、と社伝にあるそうです。約1700年前の伝説に里人との遣り取り等に暫し浸りながら社殿を後に和気藹々の観察会を終えました(小川/記)。
【観察した生き物】
◎植物  
 トウカエデ、イヌホウズキ、イヌビワ、ヤブカラシ、ヤスデ、ヤマイモ、ソメイヨシノ、(イロハ)モミジ、ネズミモチ、ビナンカズラ、テイカカズラ、ノコンギク、ミミズバイ、ヤブニッケイ、アオキ、カクレミノ、クズ、ムラサキシキブ、シイノキ、コナラ、サルノコシカケなど。他にシダ・つる性植物も多数
◎植物で花、実を付けていたもの
  フユサンゴ、センリョウ、マンリョウ、ヌカゴ、コクラン、ノハカタカラクサ、ヤブツバキなど
◎その他
  メジロ、スズメ、ハシブトガラス、ハエの仲間、モリチャバネゴキブリ、アブラゼミの死骸(季節外れの羽化で死亡?)
【観察会の様子】
 
【左】モミジが色鮮やかに色付いていました。【右】フユサンゴがきれいな実をつけていました。

 
【左】出発後しばらくして生け垣のたもとでマンリョウが迎えてくれました【右】鮮やかな緑色の実をつけているイヌホウズキです


【観察会続き】

【左】園芸植物にもなっているお馴染みの野生のツワブキ。黄色と濃緑色の艶のある葉っぱとのコントラストが絶妙です  
【中】もみじをバックに記念写真を撮りました
【右】不明なキノコ


【左】ムクノキの幼木を見つけました
【中】サルノコシカケの仲間
【右】アブラゼミの死骸です(季節外れの羽化で死亡したのでしょうか?腹部が無くなっています。原因不明です)


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