【行事名】 知多市・大祥院境内「サツマイモを植えよう---野草の自然観察と採取、採った食材を使った料理を食べよう!」
        (知多市環境課主催:自然調査隊 本年度第2回目行事)


【日 時】 2007年5月20日(日) 9:30〜13:15
【場 所】 知多市「大祥院」境内
【天 気】 晴れ
【担 当】 小川、山田絹
【参加者】  26名
   (会員:山田絹子、小川、降幡、山本辰、大野、霜鳥、吉房、蔦谷、環境課(3名))
【内 容】
 雨を降らせた低気圧が本州を通過、替わって高気圧に覆われた日本列島は正に皐月晴れの日和となりました。薫風香る中、前回同様、大祥院本堂前で催行に当って安全面も含めた留意事項を伝達、苗植え隊とかまどの火炊き隊に分かれ行動開始しました。火炊き隊の方は参加されたお父さん方がブロック石を運び、かまどの設営後、竹材の強い火力で湯炊きスタートができました。一方、苗植え隊は---一週間前の草取りでほぼ整備された八畝に鈴木幸民さんのご指導の元、ナルミキントキを主体に、やや収獲の早いベニアズマとを合せ120本超の苗植えを行いました。苗植えの間を見計らいながら、前回要望のありました野草の観察も行いました。
 昼食は本堂内で各自用意のオニギリに野草汁、即席サラダを添え美味しく頂きました。食器洗いも全員参加で済ませ現地解散としました。子供さん達の感想は「苗がちゃんと育ってくれるといいな〜」、「草刈りにお父さんと来ることにします」、「おいも掘りが楽しみです」などでした。大地・自然の活動を通して少しでも環境を考える機会が造れるといいですね(小川/記)。

【観察した生き物】
◎畑に苗植えの際に観察した植物 
  カタバミ、ムラサキヨシ、ハルジオン、オヤブジラミ、オニタビラコ、オオイヌノフグリ、ヒメコバンソウ、ニホンタンポポ、シロツメクサ、カラスノエンドウ、ニワゼキショウ、ノミツバ、ヤエムグラ、オニノゲシ、ヘビイチゴなど
◎虫さんたち
 モンシロチョウ、ダンゴムシ、オオケマイマイ、ムカデ、カマドウマほか

【観察会の様子】
 
【左】畝作りの見本を作っています。 【右】グループに分かれて畝作り作業をしています。

 
【左】畝が出来上がりました。  【右】大豆の植付け準備をしています。


   たくさんの人が参加しました。本日の予定をお話ししています。


【左】畝作りをしています。
【中】サツマイモの植え付け方の説明を聞きました。
【右】植え付ける実習です。


【左】苗の置き方を教えていただきました。
【中】植付け作業
【右】植付け作業


【左】植付け作業
【中】植付け作業
【右】植付け作業


【左】植付け作業
【中】水をかけをしました。
【右】大豆の植付け準備


【左】大豆を2個ずつ丁寧に撒きました。
【中】大豆を撒いたところに土をかけています。
【右】土が乾かないように草でマルチングをしました。


【左】畑の中にいた虫を観察しています。
【中】カナブンの仲間みたいです。
【右】コヒルガオ


【左】ウリハムシ
【中】ヨシの葉で笛を作りました。
【右】トビズムカデです。毒が強いから注意しましょう。ヨトウムシなどたくさん食べる益虫です。殺さないで。


【左】ヘビイチゴを食べました。
【中】オオキンケイギクがお墓の東に点々と生えていました。北アメリカ原産の特定外来生物です。
【右】オオキンケイギクの花。入れない、捨てない、広げないでお願い。違反すると3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金です。


【左】カマドウマ。竈の近くにいる馬からの名前。小さな虫を食べ、人間にとっては益虫です。
【中】最近少なくなったオオケマイマイというカタツムリです。
【右】野草を利用したトン汁を作りました。


【左】皆さんでおいしく頂きました。
【右】最後の片づけもできました。


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